今朝の下野新聞に、ロクサンヌ・ドゥ・ビルデルリング駐日ベルギー大使が、
17日、福田富一知事を表敬訪問し、
栃木県とベルギーの今後の交流などについて意見を交わしたとの記事がありました。
日光市の中禅寺湖畔には、現在も使われているベルギー大使館の別荘があります。
2018年6月の土曜・日曜・月曜だけ、
別荘建設90周年を記念するとともに、
その時に栃木県で行われていたデスティネーションキャンペーンの一環として、
初めて一般公開され、12日間で1万人以上が訪れました。
僕もその1人です。
ベルギー大使館別荘は、1928年(昭和3年)、
大倉財閥2代目総帥でありホテルオークラの創業者の大倉喜七郎が建設し、
当時のベルギー王国のアルベール国王に寄贈したものです。
和洋折衷の建築様式を持つ他の3館(英、伊、仏)に対し、純洋風の建物です。
内壁も外壁も白を基調にしていて、可愛らしい感じがしました。
イギリスの外交官アーネスト・サトウが、
1896年(明治29年)、中禅寺湖畔に別荘を建築して以来、
昭和初期まで、欧米の大使館や外交官の別荘が次々と建てられ、
最盛期は40軒以上が中禅寺湖畔に並び
「夏は外務省が日光に移る」ともいわれていました。
現在残っている別荘は、旧イタリア大使館別荘と旧イギリス大使館別荘と、
現在も使われているフランス大使館別荘とベルギー大使館別荘の4軒です。
旧イタリア大使館別荘と旧イギリス大使館別荘は、県が取得して、
改修工事を行った上で、一般公開しています。
知事と大使の会談では、福田知事が、
ベルギー大使館別荘が来年度創設95周年を迎える事から、
一般公開と日光自然博物館でのベルギー展の同時開催を提案したとの事です。
ビルデルリング大使からは、イベントだけでなく、
投資セミナーの開催や民間企業のビジネス交流などが提案されたとの事です。
果たして、来年度別荘の一般公開があるでしょうか?
写真がありますので、下記をご参照下さい。
ベルギー大使館別荘
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a66569899.html
旧イタリア大使館別荘
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a65945354.html
旧イギリス大使館別荘
http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a65892595.html
【今日の一句】
できないわ もう年だから あれはダメ
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