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2022年08月13日12:58

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紀州－四国－九州　ツ-リング　計画編

紀州－四国－九州　ツ-リング　計画編

本日、関東は台風第8号の接近上陸のため荒天。
日が経つと忘れてしまいそうなので、
7月末のロングツーリングの備忘録を書いておきます。

オートバイで訪れた場所で印象深いところは沢山あります。
中でも、限定解除し、相棒にGPZ1000RXを得て、行動範囲が格段に広がり、
26年前に四国へ行きました。
その記憶は既にセピア色。断片的で、
過去の思い出になりかけています。
でも、幸い手許にあるアルバムの写真には、
和歌山-淡路島-鳴門海峡-剣山-国道439-四国カルスト-四万十川-中村
の順路を野宿をしながら旅した
貧乏ながら元気いっぱいの若かりし自分の目線が写っています。

写真は無いのですが、克明に覚えている景色があります。
四国の佐多岬。ここが私がオートバイで到達できた最西端。
太陽が西に傾く頃、キラキラ輝く海の向こうに九州大陸が見え、
フェリーが夕日に向かって出港して行きました。

此処がボクの限界。いつかあの九州へ渡ってみたい。
そう思って引き返してきたのを今でもよく覚えています。

今年、勤続30周年で、1週間の休暇が取れることになりました。
土日を入れると9日間になります。

50歳を過ぎ、視力、体力の衰えは、自分でも驚くくらいです。
今回がラストチャンスだな。

25年前に果たせなかった向こう側に
行ってみよう。と思いました。
紀州－四国－九州　のツーリングです。

順路には以下のポイントを含めました。、
・年頭、高知出張した折、飛行機から見下ろした和歌山の湖。あの場所へ行く。
・国道(酷道)439を走り四国カルストと四万十川を訪れる。
・佐多岬から九州へフェリーで渡る。
・日本三大奇勝のひとつ、耶馬渓を観る。
・かつて古伊万里（白磁）が荷積みされオランダへ出港した平戸へ行く。
・下関で本場のふぐを食べる。
・帰路に秋吉台を観る。

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オートバイの選定、相棒は？

「ツーリングの愉しさは排気量に反比例する。」

まこと残念ですが、これは今までの経験でまず間違いありません。

これだけの長距離となると相棒の選択も重要です。
何しろ、頼れるのはオートバイと自分だけになりますから。

・Z750ツイン
我が旗艦。
専ら日帰りツーリング用で、車載能力に乏しいのは問題。
シートに荷物をロープで縛り付けるのは美しくない。
子供じゃあるまいし、熟年ライダーとして恥ずかしい。
高速道路の巡行は苦手。
タンク容量が14リットル。
航続距離が短すぎるのはツアラーとして致命的。
の理由から却下。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977861270&owner_id=436214

・GX750Ⅱ
ツアラーとして申し分ありません。
しかし、温暖化で、夏の猛暑は厳しくGX750は熱に滅法弱いこと。
乾燥重量237kgは舗装路を走る分には快適で問題ありませんが、
時に非舗装路を走る、
民宿などでフカフカの砂利や土間に駐車する場合に
翌朝スタンドを掛けキック始動しかできないので万事休す。
の理由から却下。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1963043206&owner_id=436214

・SRX250F
信頼性は最強。連続雨天走行もＯＫ。実績アリ。
35km/リットル超えの燃費、および航続距離。
車体重量 123kg は原チャリ並みの取り回しで安心感で申し分なし。
積載能力ゼロ。
前傾姿勢の為、ロングツーリングは腰痛持ちには辛い。
記念ツーリングに相応しい車両か？と云うと品格の点で物足りないのが否めない。
の理由から却下。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1975902548&owner_id=436214

・Z200
残るのはこの子。カワサキＺシリーズの末妹。
Z200のペットネームは「commuter 通勤者」です。
実用車ってことです。エンジンは丈夫、燃費も良いです。
車体重量 126kg と何があっても何とかできる車重が魅力。
相棒として申し分なし。
ただ、不満点をカスタマイジングしました。
　・フロントブレーキ油圧化
　　ノーマルのメカニカルブレーキでは非力で危険すぎます。
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977026619&owner_id=436214&org_id=1977015746
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977034349&owner_id=436214&org_id=1977026619

　・ETCの装備
　　エアクリーナを外したスペースに雨に濡れないお弁当箱入れを増設し、ETC機器を入れる
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977089096&owner_id=436214&org_id=1977034349　

　・Krauser パニアケース対応
　　普段は容量の少ない Starletシリーズ (25リットル)を愛用していますが、
　　今回は Starシリーズ (40リットル)を装着。ステーはどちらも共通です。
　　ただ、左右の張り出しが大きくなる分、空気抵抗が格段に増します。
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969749690&owner_id=436214&org_id=1969665138

　・ウインドスクリーン
　　風を受けることによる体力消耗はボディブローの様に効いてきます。
　　特に雨天走行ではレインコートの防水効果の低下を抑制してくれます。
　　アイネット製中型スクリーンバイザーJAN:4571460827354　全長370mm×全幅310mm　ハンドルφ222.2mm用　

　・ナックルガード
　　理由は同上。
　
　・オイルクーラー装着
　　神奈川県から長崎県まで高速道路でおよそ1,200km。
　　これを猛暑の夏場に連続走破しようと云うのですから、耐久レースの様相です。
　　それで、油温を下げパワーダウンを抑制する目的でオイルクーラーを増設しました。
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981861119&owner_id=436214

　・ポイントブレーカなど緩み止めワシャ
　　ポイント車両に於ける出先でのトラブルは振動や急激な温度変化による
　　ブレーカ固定のボルトの緩みが多いので、緩み防止ワシャを併用しました。

　・腰上オーバーホール
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1980920170&owner_id=436214

　・オイル滲み対策
　　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982590386&owner_id=436214　　

　　もっとありますが、ひとまずこの辺で。。。(詳細は別途設けましょう)

相棒はZ200に決定。

写真はまるで夜逃げ状態の出で立ち「完全防備」の Z200

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