■21-22 Season、Ride52
今回は新潟県のシャルマン火打スキー場にお邪魔してきた時の記録です。
シャルマン火打スキー場は新潟県の妙高というとんでもない雪深いエリアにあり、ロッテアライリゾートとともに積雪量No.1を日々競い合っているスキー場です。
この数日北陸や北海道には大寒波が来ており、そのおかげでシャルマン火打スキー場は数日前540cmだった積雪が670cmとなりました。
ちなみに今日のロッテアライリゾートは679cmで数cmロッテアライリゾートが多いのですが、ロッテアライリゾートは今日はリフトが雪で埋まって山麓部の一部しか営業しないとのことで、実質シャルマンがNo.1でしょう。
しかもシャルマン火打スキー場は昨日大雪で道路崩落のため臨時休業しており、この大寒波の新雪は全部今日頂けるという大チャンス。
このタイミングを逃すわけにはいかないので遠方からですが予定を変更して強行しました。
しかし同じことを考えていた人はかなり多かったようで、山頂までのクワッドリフトは常に行列。
平日なのにですよ。
普通なら1つのリフトに1グループずつコロナ禍では乗るのが基本ですが、今日はみんな他の人より一足でも先に新雪をとりたいので相乗りです。
ちなみにクワッド1基とペア2基の構成ですが、山頂部のペアリフトは降雪が多すぎて埋まっていて今日は使えませんでした。
どんどん他のお客さんが新雪を潰しに行くので、自分も写真をとるのは今回は後回しにして新雪の取り合いに参加(笑)
1分を争う陣取り合戦となりました。
営業開始後30分位で綺麗な面はほぼなくなり、1時間位で山全体がボコボコになるぐらいみんなで新雪を奪い合いました。
平日とは思えませんね。
大雪のあとのニセコがこんな感じかな、ライバルは外人ですが。
一応、正式なコースは気持ち程度圧雪してます。
圧雪バーンを滑ってもらうというより、「ここがコースだよ」って示すための圧雪かな?
見ての通り、ほとんどの人はこの圧雪バーンは滑ってません。
ほとんどのお客さんは非圧雪コースやコース間の新雪に飛び込んで行ってました。
メインの新雪はあっという間に荒れるのですが、迂回路コースをショートカットする部位の新雪は距離は短いけど割と後の方まで楽しめるのでそちらを後半戦は潰して遊ぶと良いかもしれません。
このスキー場は大雪の後に来るべきスキー場ですね。
できれば視界良好な晴れの日が良いと思います。
大雪の最中だと遭難してもおかしくないでしょう。
実際遭難者は多いようです。
センターハウス内には「遭難者多数」の張り紙が至るところに貼られてましたし。
もちろん、このスキー場がおすすめなのは新雪好きのジャンキーの方ですね。
ビギナーや子供は連れて行くべきではありません。
大雪の後、最初の1時間を全力で楽しむ。そんなスキー場であると言えます。
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