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2022年07月18日10:35

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『モガディシュ 脱出までの14日間』感想

〜1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハンは、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。
一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。
そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?〜<公式HPより>


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危険・警告そこそこ内容に触れていますのでご注意下さい。

途中ふと「これは、韓国版『アルゴ』だな」と。
舞台はソマリアなれど〜。

題材的に軽々と「面白い」と言ってはいけないような気もするんですが、いや、面白かったです。
同じソマリアにいながらも、韓国と北朝鮮、それぞれが、どこの国と国交があるかないかで、頼れる国&行動が変わってくる。

それぞれの思惑。腹の探り合い。信じていいのか?それとも・・・。

町中では、野良犬があちこちにいるし、現地の少年兵が銃を手にして脅してくる。
内戦が激化してからは、常に心臓バクバク。ノンストップな緊迫感。

結局、人道的見地から、韓国側は北朝鮮側の人々を受け入れるのですが、その直後の食事シーンが見所の一つ。
・もしかして毒が入れられているかもしれないと、なかなか食べ始めない北側
・とある惣菜が取りづらくて、もごもごしていたら、一方の女性が箸で手伝う
・共に味わうキムチ

夕方4時までに、イタリア大使館に行かなければいけない。
4台の車に手作りの防弾を施して、いざ出発。
この道のりが・・・とてつもなくスリリングなの!
観ているこちらは、とにかく無事に着いてくれることを祈るのみ。

※予告編
https://youtu.be/fD0TF18IbmE

ラストシーンがめちゃめちゃ切ない。
某国に到着して、別れ際、機内では握手しあうものの、一端外に出ると、お互い目を合わせない。
何ごとも無かったように振舞い、これまでどおりの敵同士に戻る。

予想以上に面白かったです。
さすがの韓国映画というか。邦画は太刀打ちできないスケール感。
もしかして、今年のベストテンに食い込んでくるかも?4つ☆

追加:1つ、わからなかったのが「北では、家族(子ども?)を1人置いてくるという決まりがある」というところ。
もしかして、家族(家系)が全滅にならないようにとか?わかる方、教えて〜〜。

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