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2022年07月10日08:42

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また緊縛後遺症の慢性化が増えた。

緊縛熱が増し、サロンや店が増えてきた結果も有るのでしょうが・・、最近緊縛後遺症の慢性化の事例が増えて来ました。

その原因の1つは、圧倒的な知識不足です。

まぁ、緊縛方法の解説本やDVDは多く発売されていますが、後遺症を負って直ぐの対応や平素から注意すべき事などの本やDVDは、私が監修したモノや私のブログくらいで・・、野にいる私が後遺症への対応を一番して来て一番詳しいというお寒い状況ですからね。
(参考:三和出版発売:今すぐデキる!緊縛マニュアルリスク回避編・ゴールデンリターンズ監修)

その結果、伝言ゲームの様に、後遺症の対処情報が流れていく内に中身が欠落したり違う解釈が起きて劣化した情報が流れて行っているのです。

一番良い例が、指チェックの方法。

最近は、「ゴールデンさんも指チエックをするんですね」と言われてしまう時も有るのですが・・、指チェックの方法は私が発案して広めたんですよね。(苦笑)
これも、巷ではお互い指を絡ませ引っ張り合って、力の入り具合を見るだけになっているんですよね。これだけでは大した情報も得られず、受け手の現状チェックにはなりません。

縛り手も、縛り方には凄く研究熱心だけど、万一の時の対応にはあまり興味を示さないんですよね。

そして、縛り手も受け手も謎の自信で・・・、自分は事故を起こさないだろうとか、事故が起きても何とかなるだろうとか、どこの整形外科や整体でも数週間以内には元通り回復するだろう思い込んでいるんですよね。

ほんと、何処でも早期回復や元通りになるなら、私がここまで活動なんてしていません。(苦笑)

原因の2つ目が、後遺症を軽んじている事です。

さすがに手首の下垂や凄いしびれや痛みが続いたりのひどいダメージが有ると危機感も有るのでしょうが・・・、痺れや痛み身体の不具合が数日や1週間くらいだと、症状が治まると回復したと思いこみ緊縛を再開。
それでまた同じ様な症状が出ると今度は「慣れ」てしまって「またか」位の認識で、何度もそんな症状が出ると慢性化するとか、大きな事故に繋がるなんて感覚が無いんですよね。

☆ そして、気が付くと、指に上手く力が入れられなくなったり、力を入れると手や指に震えが来たり、ペットボトルのキャップが開けにくくなっている・・・、両手下垂して回復もし難い・・・という訳です。

私だって神様では有りません。
通常のケースでも梅雨時や寒い時などに古傷が痛むなんてケース等完全回復とは言えないケースも時にはありますが・・・、慢性化したケースとなると回復までかなりの期間が掛かりますし、ケースによって7割程度までしか回復の保証は出来かねる場合もあるのです。

だから、慢性化は継続して緊縛が楽しめなくなる‥という訳なんですよね。

このブログやTwitter、本・DVDなどでも繰り返し話していますが、特に受け手の皆さんは自分の身は自分で守るという感覚を忘れず、ちゃんと知識を得てから緊縛を楽しんで欲しいと思いますし・・・。
縛り手も、パートナーが後遺症を負った時は「別れ」が多くなる現実があるという事。
人によっては、身体の不具合や精神的ダメージから鬱など深刻な精神状態に追い込まれるケースもあるのだという認識も持っておいて欲しいと思います。

そして・・。くれぐれも、自分だけは大丈夫・・・という謎の自信は捨てて。後遺症を軽んじることなく、緊縛を楽しんでいただきたいと思います。

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