無題

ただ
こころの平穏を ねがい
詩や歌謡曲に たましいをゆだね過ごしていても

窓のそとは 暑く
その暑さで 倒れる人がある


涼しい場所
居心地のよい空間や環境で暮らせるのは
それを提供して下さる方々や
支えて下さる方々あってのことで

その方々が
影になり日向になりして生み出して下さった
ゆえの物事を
その有り難さを
当たり前だと思っては いないだろうか


この暑さの中
額に汗して 働く人々が 居る
この暑さの中で
他人のために 怒ったり泣いたりする人々が 居る


わたしに出来ることは なんだろう
期日前投票は済ませたし
立候補者の演説や
政党代表の応援演説も聴きに行ったし
今朝も 消費税を払って お買い物をしたし
…でも、わたしに出来ることは
それだけなんだろうか？


わたしは カナシイくらいにオサナイから
泣く人の なみだの理由を知りたいし
どうしたら その人が泣かずにすむかを考えてしまう

そして、
ほんの一瞬でも その人が
カナシミやクルシミを忘れられるなら…と
要らぬ おせっかいをしてしまう

おせっかいをして 怒られたり
おせっかいをして 余計に泣かせてしまったり
善かれと思ってしたコトで
かえって 事態が悪くなるコトすら ある



泣いているひとは
そっと見まもるべきなのか
怒っているひとは
気が済むまで 怒らせておいたほうが善いのだろうか


自分の言動を ふりかえっては反省する

わたしは
カナシイくらい 愚かで おさない