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2022年07月03日14:49

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谷川岳登頂断念

 6月25日(土)朝の9時に上越新幹線上毛高原駅に集合し3人車2台で土合を目指す。土合を過ぎ登山者用の駐車場に止めて土合橋を目指し下ろうとしたらリーダーのまだまだ好青年(以降Mとする)が一の倉沢を観たいと言い出し早くも予定修正。かなり時間のロスとなるが初日のコースタイムが短いこともあり了解した。一の倉沢まで約1時間結構疲れた。しかし一の倉沢は壮大な景観で雪渓が大きく流れる水も冷たく夏は気持ちが良い。少し休んで歩き出す。湯檜曽川まで降りて沢沿いの本来のルートに戻る。2か所渡渉ポイントがあり更にこの後も渡渉があると思うと気が重くなったりした。
 突然、沢沿い一本道のはずが左に分岐する分岐点となった。私は迷わずまっすぐ進んだが、2番目を進む一年後輩の部長(以降Bとする)がジョーさん左ですよと声をかける。確かに左の道にはっきりピンクのテープが木についており地面には木の杭が打ち込まれていた。しかし道としてはまっすぐの道もしっかりしており私はまっすぐを支持した。リーダーのMが登山者はピンクのテープが頼りだと左を支持した。後になって気が付くのだがこれが誤りであり落とし穴であった。ピンクのテープはその後も続き木の杭も続いた。しかし道が険しい、とんでもない角度の坂道を直登して次第に足まで痛めだした。ようやく旧道との合流点につきさらに避難小屋を目指した。しかし避難小屋が出る前にまた分岐に出た。山渓の地図にも分岐はあるが避難小屋がない。しかし左にまたピンクのテープと木の杭があり地図でも左であった。左の急登を行くうちに右足の内ももをつりそうになる。こんなことはこれまでなかった。
 BとMは先に進むも電力鉄塔にたどり着いてしまい、ある仮説が生じた。つまりピンクのテープと木の杭は登山道ではなく東京電力の作業員への道しるべではなかったのか。更にこのコースには標識が一つもなく一気に現在位置が分からなくなった。一の倉沢に寄ったので時間も過ぎており重大な判断を下さなければならなくなった。撤退を決めた。
 来た道を戻るしかなく、あえて一の倉沢に戻り、駐車場まで戻ったら19時になっていた。途中予約の山小屋に電話するも圏外でつながらない。ようやく17時頃につながった。その後Mの泊ったことのある民宿に予約が入りコンビニで食料とビールを買い込み、ボロボロになりながら、まずは風呂に入った。体や足のところどころに痛みを感じた。無事下山できお風呂に入れて良かった。風呂上がりの缶ビールは最高であり、その後の反省会へと続いた。また、南アルプス南部の計画のすり合わせや今回の経験からもっと慎重に、荷物の吟味と体のケアについて話し合った。ような気がする。



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