〜市立船橋高校吹奏楽部でトロンボーンを担当する浅野大義は、活発でやさしく、まっすぐな性格で、顧問である高橋健一先生に大きな影響を受けながら、青春を謳歌していた。大義は野球の強豪校でもある船橋高校野球部のためにオリジナル応援曲の作曲に挑戦し、作曲の難しさに苦心しつつも高橋先生からの叱咤激励もあり「市船soul」が完成する。その曲は試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ「神応援曲」と呼ばれるようになる。高校を卒業した大義は、高橋先生のような教師を志し音楽大学へ進学する。しかし、そんな大義をがんの病魔が襲う〜<映画.comさんより>
当初は全くのノーチェックだったのですが、野球好きの息子が教えてくれた作品。
千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部といえば、高校野球での応援で、県内では習志野高校の次に有名というか。
(習志野高校吹奏楽部の’美爆音’を生で聴くために、試合を観に行ったこともある母子)
台詞の中でも「あっちには
Let's Go習志野っていう応援曲がある。こっちでも何か作らないと」というのがありました。
息子とは「一緒に観に行く?」となっていたものの、互いのスケジュールと上映時間がなかなか合わず、結局、1人で観賞。
でも、1人で観賞で正解だった。。。なんというか、とにかく辛すぎるのだ。
大義(たいぎ)くん本人が、もちろん、一番悔しくて辛かったと思うのだが、彼のまわりの人々も、どれほど、どれほど、胸が張り裂ける想いだったことだろうと。
始まってすぐは・・・観に来たことを後悔してました。
どうにも、お粗末な脚本。ちょっとどうにかしてくれよって・・・。
でも、大義が大学に進学して、病気に侵された後の展開は、実話の重みがズシズシとのしかかり・・・もう、可哀想すぎて、現実の無情さに、やり切れなくて、もう、もう・・・。
※予告編
https://youtu.be/8g6zOFSrTqo
母親役の尾野真千子さんの号泣が凄まじくて・・・。
でも、自分が彼の母親だったら、きっときっと、そうなってしまうだろうって、気持ちが痛いほど伝わってきて、あぁあああああ〜〜〜。
先生役の佐藤浩市さん、上手いんだけど、大義が憧れる先生ということで、ちょっと年齢的に、もう少し若い俳優さんの方がよかったような気がしました。
あと、クライマックスである葬儀場での演奏は、確か、実際の映像があったはず。
それを少し挿入してもよかったのではと思ったり。
映画の出来云々より、実話という重みがずっしりと響きました。3つ☆
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