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このレースを目指す馬たちの勢力図が変わってきましたね。
結果的に強い馬が集結し、大混戦です。
第63回 宝塚記念 (Ｇ��)
阪神競馬場 芝2,200m 3歳以上 国際 定量
大阪杯(阪神Ｇ�機┝�2,000m)がＧ�気乏幣紊欧砲覆辰燭海箸如�
この大阪杯にＧ�汽譽戰襪稜呂燭舛�集結するようになりました。
この大阪杯が阪神競馬場の2,000mで行われることから、
レース形態として宝塚記念にとても近いんですよね。
大阪杯がＧ�気望些覆靴動聞澆梁膾綰嬪ゾ’呂任蓮�
この宝塚記念で４着以下に落ちた馬がいません。
これは狙いどころですよね…と、思いたいのですが。
ではその中で優勝馬がいるのかというと、いないんですよね。
過去１０年で大阪杯の優勝馬で、その年の宝塚記念に優勝した馬は、
実はいないんです。前年の宝塚記念で優勝し、翌年の大阪杯(当時はＧ��)
での優勝を果たしたのが、オルフェーヴルになります。
じゃあ大阪杯の成績なんて関係ないよね…というと、
そこも難しいのです。大阪杯優勝ではなくても、５着以内の馬は、
宝塚記念でも優勝あるいは、上位入着が多いです。
他に挙げるとしたら、やはり天皇賞(春)。それと目黒記念。
有馬記念や、これも多いですよというのが、海外から凱旋してきた馬。
過去１０年の宝塚記念馬の近走を見ると、こうしたレースで
実績を上げている馬が多いようです。それと…牝馬です。
過去１０年のうち、牝馬の優勝が４回あるんですね。
さあ、そんなことを考えていくと、今から挙げていく馬たちは、
これらの条件のどれかに当てはまってしまうんです。だからこそ大混戦。
2枠4番 エフフォーリア
この前書きの流れから行って、先に挙がってくるのがこの馬なの？
というあたりが不思議だと思います。
ただ、この馬のポテンシャルはどうしても無視できません。
昨年の有馬記念(中山Ｇ�機┝�2,500m)の優勝馬で年度代表馬。
今のところ一番人気だと思いますけど、印としては◎を
付けているところがあまりないようですね。
ファン投票の一番人気も別の馬ですし。
もちろんその原因は、前走の大阪杯での９着だと思います。
この大阪杯で３着以内、ぜいたくを言えば優勝までしていたら、
確実にこの馬に人気が集中していたのは間違いありません。
そこで大阪杯の９着という不可解な結果を考察してみます。
もしかしてそこ？
という憶測ですが、陣営の動きに不自然な動きがあります。
今回、エフフォーリアは初めてブリンカーを装着します。
今年から競馬場の観客動員の制限が緩和され、
前走の大阪杯はエフフォーリアにとって初めて、
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つまり意外と気が小さいのか、気が散りやすいのか…
ということが分かったのかもしれません。
もしかして４角を回る時の観客に気を取られないように
ブリンカーをつけての対応が正解なのであれば、
実はこれだけで、前走の不自然な敗因が解消されてしまいます。
なにしろ前走の９着以外では７戦６勝２着１回と、
ダービーでシャフリヤールに敗れたこと以外はほぼ無敗という馬。
その本来の力を発揮できるのであれば、やはり驚異的ですよね。
ただ…今のところエピファネイア産駒では、
宝塚記念優勝はまだないのですけど。
3枠6番 タイトルホルダー
ファン投票で堂々の一位。
それはそうですよね。前走の天皇賞(春)(阪神Ｇ�機┝�3,200m)では、
後続を７馬身も引き離す圧勝劇でした。
昨年の菊花賞馬でもあるタイトルホルダーですが、
その昨年の菊花賞も、今年の天皇賞(春)も、阪神競馬場で行われている
という点が大きな強みです。阪神競馬場のような小回りを２周してなお、
直線に向いてからの短い直線で７馬身差まで引き離すのですから、
かなりこの阪神競馬場に慣れている証拠ですね。
最初にエフフォーリアを挙げてしまっていますけど、
阪神競馬場でこのタイトルホルダーに勝てる４歳馬は、
探すのが難しいかもしれません。心配なのは距離でしょうね。
父がドゥラメンテなので、父系でいえば長距離一辺という
馬ではないと思います。キングカメハメハの流れですからね。
母父のモティベーターはモンジュー系ですが、この馬自身も、
マイルから2,400mまで幅広い距離で活躍した馬ですので、
やはりこの組み合わせでは、長距離でないとダメなんだよ
という感じは受けません。
2,200mいけちゃうんじゃないでしょうか。
8枠18番 ポタジェ
前書きから考えたら、まずはこの馬から挙げるべきですよね。
今年の大阪杯優勝馬です。
実はこの馬の過去を紐解いてみると、重賞ではなかったのですが、
阪神では3着以下に落ちたことがなかったんですね。
阪神競馬場の重賞初挑戦が大阪杯というあたりが、
少しぶっ飛んでいたのですけど、こと阪神競馬場では連を外さない
という実績として見ると、初の重賞制覇が大阪杯という可能性は、
なくもなかったといえると思います。
つまり大阪杯優勝は決してフロックではないということです。
父がディープインパクトで、母父がオーサムアゲインということで、
サンデー系×デピュティミニスター系。この組み合わせは、
中距離でのスピード能力や、クラシックディスタンスまで
こなせる幅広いバランスが期待できます。
ちなみに母のジンジャーパンチは米ＢＣディスタフ含め、
アメリカのＧ�気韮蕎，箸いμ礁特罎量礁董�
姉にオークス２着のルージュバックがいるという名門です。
これは意外にも期待の持てる逸材…なのですけど、
ここで前書きにも書いたことを掘り起こすと、
大阪杯の優勝馬は、宝塚記念で上位には入るけど、
まだ優勝した馬はいないんでしたよね…。
4枠7番 デアリングタクト
やっぱりねぇ〜 個人的に応援したいのは女の子なのでしょうか。
だって、男性陣相手に戦う女の子を応援したくなる気持ちは、
女子として当然ですよね。 (*^^)v …という冗談は置いておいて。
実は今年の宝塚記念には、意外な記録がかかっていて、
というよりも、昨年から記録更新が継続しているのです。それは…
牝馬優勝の連続記録です。
昨年はあのクロノジェネシスが宝塚記念２連覇を達成したことで、
現在宝塚記念は牝馬が３連覇しております。
この時点で宝塚記念史上初の快挙。まあ、まずは牝馬による連覇が
史上初ですしね。その前の時もリスグラシューが制していて、
この２頭で宝塚記念を牝馬で３連覇しているんです。
宝塚記念の牝馬優勝は意外と少なくて、今回で63回を迎える
レースですが、過去５頭の牝馬が、6回優勝しただけです。
スイープトウショウによる宝塚記念優勝が、39年ぶりとなる
快挙だったことも、まだ記憶に残っています。
そこで今年はこの三冠牝馬に牝馬の連覇記録更新の期待がかかります。
ただデアリングタクト自身、阪神で走ったことが一度しかなくて、
桜花賞での優勝以来、阪神は経験がないんですね。
もちろん怪我があって、戦線を離れていたことが原因ですが。
それでいて、阪神のような小回りの競馬場での実績はというと、
これもあまり経験がないんですよ。う〜ん 難しいところです。
では、三冠牝馬の宝塚記念での成績は…というと、過去６頭いる
三冠牝馬のうち、スティルインラブとジェンティルドンナが
どちらも８着でこれが最高順位です。
え？ 三冠牝馬って、宝塚記念では勝てないの？
アパパネやアーモンドアイでも宝塚記念はダメだったの？
というとそうではなくて、三冠牝馬で宝塚記念に出走した馬が、
この２頭しかいないんですよね…。 これもまた難しいところです。
6枠11番 パンサラッサ
このところ一気に急浮上してきた惑星候補の筆頭です。
特に目を引くのは前走のドバイターフ(ＵＡＥ Ｇ�機┝�1,800m)での
劇的な優勝。ロードノースという馬との同着で優勝ですが、
このロードノースというと、それこそこのドバイターフでは、これで
連覇を達成しており、昨年はさらにプリンスオブウェールズＳを
優勝している英国の強豪馬です。今年はドバイターフの後、
タタソールズ金杯で入着するなど、実績を伸ばし続けています。
この馬との同着でドバイターフを制したことは素晴らしい快挙でした。
なにしろ地元の評価では、ロードノースの圧勝で連覇するだろう
という予想が大半を占めていたのですから。
さ、そこでこのパンサラッサに話を戻してくるのですが、
昨年の秋まで重賞優勝どころか１４戦で２勝しかしていなかった
馬が、昨年の秋以降で５戦４勝。ドバイターフを含めて重賞２勝。
この驚異的な変貌ぶりが素晴らしいところです。
それに前書きでも挙げた通り、海外Ｇ�気�らの凱旋組というのは、
このところ宝塚記念では要注意という傾向があります。
今回の出走メンバーの中でいうと、前述のデアリングタクトや、
オーソリティ、ステイフーリッシュという馬がいますが、
その中でＧ�汽譟璽垢任陵ゾ，箸い�実績を持っているのが、
このパンサラッサです。
父がロードカナロアでキングマンボ系。競争能力の高さが自慢の
いま日本では大注目の種牡馬ですよね。そして母父がモンジューで
サドラーズウェルズ系という組み合わせ。
この組み合わせはなるほど、なかなかバランスがいい感じがします。
ここで国内Ｇ�気眄�して、大化けするかもしれない逸材です。
先ほど少し触れた4枠8番 ステイフーリッシュ 今年７歳と、
少し高齢なのですけど、昨年の香港ヴァーズで５着と大躍進をし、
正直言って「え？ 何この馬？」という衝撃を与えた馬でした。
ことしはＧ�気任呂覆い里任垢�、ＵＡＥの重賞で２連覇しており、
海外遠征組としてはパンサラッサに次ぐ好成績をあげています。
そしてもう一頭、この馬をこちらの時点候補に入れるのもどうか…
と思うのですけど、上位５頭がすごすぎて、入りきらないかった
というのが本音なんです。7枠13番 アリーヴォ です。
大阪杯でポタジェ、レイパパレと繰り広げた直線のデッドヒート。
アリーヴォは3着ですが、ここまでがクビ差、ハナ差の0.1秒以内。
この馬もここまで力を持った馬だとは思いませんでした。
上位メンバーは強力ですが、そこに一石を投じる力はあると思います。
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