mixiユーザー(id:25865376)

2022年06月25日13:00

22 view

ソクラテスを殺すな!

伝説的な仲間たち(ぜんの木/7人)の、今月の投稿から
◆ 初台 太郎
『法の支配』が念頭に置く『正義の法』は、ソクラテスの悪法による死を許すことなく、『法治主義』の現象的『時空』の限界を超えた。
『自然法』にとどめるか『神の法』ないし『仏法』次元などへ進めるかはひとまず別として、与党(ないし自民党単独)が参院選でいかなる議席数をとろうとも、『国会』はこの『正義の法』を越えることはできない。
その点で、大日本帝国憲法の『立憲主義』とは異なる。
進化理想の神性の『正義の法』の支配は、中東イスラム祭祀国、共産主義国、さらにはブータン仏法国などにおいても、実現できないことでは決してない。
腐敗や独裁があるとすれば、国家が憲法を含むその法全体を、その方向で機能させていなかったからだけだ。
.
そこでは、最高機関である国会で決めればそれで足りるという馴れ合い・目先次元ではない。
前文や憲法の最高規範性や歴史的縁由を盛る規定など、『法の支配』たる『正義』の部分を埋めるため、規定全体の精神へ深掘りしていく数千年を越えた人類の確たるダイナミックな知性が必要だ。
(次の新たな憲法へ向け)はみ出している伸長部(幕間)が、新しい人類の方向づけ(の秘蔵部)へ向けて、全人格的、知性的に(背後で)疼いている。
.
自民党改正案はいま極力『法の支配』という全体憲法解釈をとらせまいとしている。
ソクラテスを殺してはならない!
.
.
◆ 山崎 順子(色平 哲郎医師の引用投稿に関して *末尾)
とまれ中国の統治だけを問題としているようです。ロシアの場合は、どうでしょうか?
隣国との狭い対峙の関係性から、猜疑と不信の先行による、欧米の「外からする統治」。
中国、東洋文化の伝統の「内からの統治」…孔子や孟子、荘子、老子など儒教や道教等。そして、インド。(略)。
.
武器による南米やアジアの植民地化と、ブリックスとAA世界支配の力とマネーの対外的支配。宗教闘争とアラブへの騙し。同様、力による中東全域の支配。
それらによる犠牲、……出遅れ国の社会主義化。
「NATO」の武器圧力による制覇に、未だに究極の武器、核に続く単純化していく(ユダヤ発想の)パワーバランス論。
.
人間世界の固有の歴史的発展を無視したそうした全面的な咎(過去から現在につながる過ち)に、今わたしたちは、次の展開で正面からの(逃げられない)対峙を(人間精神全般が)迫られているのではないかと思います。
「咎」とはいえ、地球人類にとり、それは高い累積した「つけ」の今だと感じます。
.
.
*〔 中国は第一の制度である「国家」をつくること には成功したわけですが、二番目、三番目の制度 をつくることはできませんでした。すなわち「法 の支配」、それから「民主的な説明責任を持つ体 制」は全然つくることができなかったのです。も ちろん法律がなかったというわけではありません。 皇帝が発布する法律はありましたが、皇帝ですら 従わなければいけないという種類の法律を持つこ とはありませんでした。
また、中国のシステムには民主的な説明責任と いう制度もありませんでした。ある意味で中国の 場合は、バランスに欠けた国家であったわけです。 権力を集中させる中央集権には非常にたけていま した。権力を行使することはうまくできるのだけ れども、権力を制約する、制限するという点では 欠けておりました。
ほかの文明はどうであったかと考えますと、も ともとは宗教に起源を持つ強い法的な伝統を備え た文明の存在を指摘できます。例えば古代イスラ エル、それからキリスト教に基づく欧米の社会、 ヒンズーのインド、それからイスラムの世界です。 こういったところはしっかりした法体系を持ち、 また法制度も確立されていました。祭司、僧侶、 そして学者たちが宗教法を解釈し、法律を実際に 適用したわけです。こういった力を持つ宗教権力 は、政治権力を持つ存在とは全く別の存在でした。
中国以外のほかの文明においては、強力で独立 した司法が確立されました。王が恣意的に、好き なことをしたい放題であるというパワーに対し、 それを限定する、制約するために司法は働いたわ けです。中国だけがそうした法の支配を持たない 社会でした。なぜなら、中国においては、いわゆ る超越的な宗教が存在したことがなく、また宗教 権力が政治権力から独立して強力な形で存在する こともなかったのです。ですから、法の支配とい うのは、中国の歴史的な経験の中では常に異質な 存在でした。イスラムの世界、インドの世界、あ るいは現在の欧米の世界などに比べて、中国の歴 史経験にとって法の支配は異質なものであります。
最後の三つ目の制度・機構である説明責任につ いて語りましょう。説明責任の起源はどこにある かということですが、それはヨーロッパにおける 封建時代の法律、封建法です。議会という組織立 った制度ができたことによって生まれてきたのが 説明責任です。〕
S3-US-WEST-2.AMAZONAWS.COM
.
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する