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2022年06月24日11:30

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30年ぶりのSRX

 そも、理想のバイクとは?
 今までのバイク関連記事を読んできた読者諸賢なら笹本にとって理想のバイクの条件はご存知であろう。軽くてすばしっこくて取り扱いが楽なの。
 近所のバイク屋の親父に、「五〇過ぎるとみんなでっかいバイク持ってても乗らなくなるんだよねえ」と聞いたことがある。それは駐車場所から引っ張り出すのが大変だからですね、って聞いたらばっちり正解であった。
 最近のバイク押し引きした経験はあんまりないけど、そりゃ小さくて軽い方が駐車場から引っ張り出すのは楽で簡単ですからねえ。笹本が今乗ってるSRV250は装備状態で160キロ弱、数字で比べる限りでは笹本の車歴でこれより軽いのはSDRの120キロ弱くらいしかない。スリムなんで、少なくとも今のところは駐車場から引っ張り出すのも出先で取り回すにも不自由はない。必要があれば徒歩数分のバイク屋まで押していくのもそれほど苦ではない。
 だが250。早いバイクではないどころか、はっきり遅い。街中で全開にしても、他の車置いていけるのは夢のまた夢、元気のいい大排気量セダンでもいれば簡単に抜かれる程度である。
 代わりに、エンジンに急かされないという美点がある。このバイクならもっと年取って体力なくなっても乗り続けられそうな安心感がある。
 というわけで、つい先月にそれまで5年でかけていた自賠責が切れたんでまた5年追加。最初に2年ではじめたんで、SRVももう8年目かあ。冬の間は雪で乗れないから二週間か三週間に一回エンジン掛けて、乗れるような季節になったら近所のバイク屋に持ち込んで年に一度の点検整備お願いしてるような乗り方で、まあ走行距離が絶対的に少ないのもありますが、不調は出ていない。
 ところが、このSRVを手配してくれた水原賢治さんから先日、SRX600買わない?という話が来た。
 SDRいっぱい手掛けて、空冷エンジンのっけてるところ。面白いんでついついブログ読み耽ってしまったが、専門は塗装屋さん、でも実体何でも屋さんみたいである。
 SRX600の現車は初期型。車台番号1JKー002643。昔、笹本が乗っていたのは同じ初期型の1JKー000157、調べてみたら量産番号は000101からはじまる、ってことはうちのは157番目じゃなくて57番目の車体だったんだな。まあ、発売前から予約して買ったんで、初期ロットなのは間違いないけど。
 前の日記にあるとおり、初期1500台にはハイカムが入っていた。その次の生産ロットだからハイカムじゃないけど、エンジンはヨシムラのハイカムがはいっているという。レストア前の写真をみると、マフラーはノーマル。
 完全レストアしてくれるって。
 昔乗っていたのと同じバイク?好奇心商売の作家としては新しいバイク乗るべきじゃね?
 でも、今まで乗った中で、SRX600がいちばん楽しいバイクだった。自分の年齢考えると、バイクに乗れる時間もそんなにいっぱいは残ってない。現車はおそらく36才くらいだろうけど、自分のSRVの乗り方みてると、現時点でばりっと直して貰えれば、自分の体力が続くくらいは保(も)ってくれるんじゃないだろうか。
 なにより、あの楽しかったバイクにまた乗れるというのがいい。車重だけならSRVの方が軽いけど、その差は乾燥重量で3キロと誤差範囲。実際に実家で取り回してた記憶だと、低重心な分今のSRVより取り回し楽かも。
 てんで、お願いしてしまいました。30年ぶりくらいのSRX600。大好きなビッグシングル。乗ってたんだから味は知ってる。今までに手放したことを後悔してる唯一のバイク。
 まあ、人づての話なんで、ちゃんと話が通じてるか、先の話なんでどうなるかはまだ全然予断を許さないわけですが、いつ来るかも決まってないんですが、とりあえず楽しみに待とう。

 で、本職が塗装屋さんなんで好きな色に塗ってくれるって。どうしよう。
 あとねー、タンクのヤマハの音叉マークのところに弁天丸マークいれて貰おうかしらとかろくでもないこと考えてます。

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