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2022年06月22日15:16

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菅平高原スノーリゾート-キャットツアー

■21-22 Season、Ride35

今回は菅平高原スノーリゾートの中でも奥ダボススノーパークの山頂部分にあるエリアについてレポしてみたいと思います。
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ここにはハイクアップするか、キャットで登ってアクセスするしかないので正確にはスキー場じゃないかもしれませんが、他のエリアとは明らかに様子が違いますし料金形態も別なので分けてレポしてます。

ここは奥ダボスの第1トリプルリフトを下りたところから始まるキャットツアーです。
このリフトから下りるだけでは1000メートルぐらいのコースしか楽しめないのですが、このキャットに乗って根子岳のてっぺんまで行くと4000メートルのロングクルージングが楽しめるのです。

このキャットは他のスキー場にある様な圧雪機ではなく、50年ものの自衛隊払い下げ軍用機。
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厳ついですね。
これに乗って山頂部に移動します。
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なお、キャットが登ってくる道中の道は圧雪機でしっかりと圧雪されており、一目でそこが安全なコースだと分かるようになってます。
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まぁその圧雪部以外はコース外という扱いなのですが。

登山前に自分の名前を書く紙を渡されるのですが、無事下山できたらそれを報告するポストも用意されてました。
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これに投函するのを忘れると遭難扱いとなって探されますので、注意が必要です。

山頂手前ではガイドさんが待っており、一通り周囲の説明や「コース内で滑ってください」という形だけの注意を受けてあとは自由行動となります。
そこも北アルプスの山々や群馬県の山々、奥の方には栃木県まで見渡せる絶景です。
運が良いと日本海が見えたり雲海が見えたりすることもあるそうです。
そして特徴的なのはモンスターになった木々ですね。
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同じスキー場でも下の方は普通の樹氷しか見えませんので。

そしてこのガイドさんが「ここからあと10分もハイクアップしたら、本当の山頂に行けますよ」と言う訳ですよ。
ここまで来からにはという気持ちもあり、そのままノリでなんの装備もなく板を持ってハイクアップしました。
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スノーシューとか特別な装備はなくとも全然行けるレベルです。

ハイクアップ先の根子岳の山頂には小さな祠とベルが設置されていました。
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たくさんの人がお参りする祠なのか、お賽銭箱はパンクしてましたね。

そちらでお参りしてから誰も入ってない新雪ゾーンへ♪
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晴天の中、ノートラックの新雪を滑るのは本当に気持ち良いですね。
正面にはパインビークエリアも綺麗に見えます。

そして山頂部では木々のモンスターも立派に成長してました。
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この景色を見ることができただけでも別料金を払って参加したかいがあったと思えました。

ガイドさんに「下山するには山麓部に向いて右側に向かって下りれば問題ない」と聞いていました。
自分はバックカントリーをしない派なんだけど、何の装備も持たずに来たけど晴天だし、迷いようがないルートだしとなめてかかってたんですね。
案の定、油断していたときにトラブルが・・・

余裕綽々で途中途中写真を撮影しながら概ね右側に向かって下っていったのですが、途中で斜度とスピード不足で止まっちゃったのです。
斜度不足で止まってしまうということは自分が行きたい先は登りになっているということ。
すなわち、目指す先に本当にルートがあるのかどうか目視しようがないというわけです。
しかも沢になっている地形に入り込んだので、想定コースからは外れたと思われます。

いくら視界は良好とはいえ、バックカントリー装備ゼロで経験も無しで一人。
進んだ方が良いのか、戻った方が良いのかの判断もつかないし、こういう時にどうしたらいいのかも分からない。
それで滅茶滅茶焦りましたよ。

やっぱりこの辺が普通のコースと違ってバックカントリーの怖いところですね。
そこからコースを目指して帰るのが大変でした。
だって、どこまで歩いて戻ったら本来のコースが見えてくるのかが分からないですから。
とりあえず、その登りを越えたら帰り道コースに復帰できると信じて足で登るしかないわけです。

結果としてはわずか100mぐらいコースから外れていただけだったのです自力で戻れたのですが、コースが視認できるまでは「遭難するんじゃないか?」と不安になりましたよ。
しかも本当に上から下まで非圧雪なので、1歩歩くごとに膝上まで埋まって以上に体力を奪われるし。
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やっぱり慣れないことはするもんじゃないね。
本来の下山コースが見えたときは心の底からほっとしましたよ。
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飲み物も尽きかけていたので、このコースが見えなければ救助隊に電話するところでした。

最後はこんな事書いてますが、キャットツアーに参加して良かった。
キャットに乗るだけでもテンション上がりますし、山頂部からあの絶景見たらストレスも吹っ飛びますよ。
ただし、絶対に安全とか過信せずに装備を調えて慣れた人と一緒に行くのを強くおすすめします。


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