では続きです、なんと早くも最終回です。
なにせ、コロナ禍での開催なもので、例のごとく午前中で全競技が終了する時短スケジュールであるうえに、昨年まではツチ子＆ツチ彦それぞれの競技の様子をお届けしていたのが、今年はツチ子一人分だけということで、たったの４回で終了となったわけです。
調べてみると、ツチ子が保育園で運動会デビューした時が４回連載でして、それ以降では初となる短期間連載となりました。
それはともかく、ツチ子のオールスターリレーです。
１年生全員参加の競技であり、たしか１年生の生徒数は１３０人ちょっと、この人数が４ブロックに分かれて走ることになります。
前回述べた通りツチ子はちょうど真ん中である１７番目ということなので、おそらく１ブロック当たり３３人程度のリレーという長丁場です。
ツチ子の出番が来るまでに１６人も走るのかぁ。
途中で順番がわからなくなり、いつの間にかツチ子が走っていて、うわちゃー、せっかくの観衆の度肝を抜く走りっぷりを撮影できなかったわい、なんてことにならなければよいが・・・。
という心配は無用、なぜならツチ子は真ん中である目印としてゼッケンを装着しているのです。
おっと、あれがツチ子だな。
で、ツチ子の出番が近づいてきたところでスマホの撮影準備、すると直前の走者の段階ではツチ子のブロックは最下位です。
これは絶好の見せ場到来ーーー！！
ほらね、バトンを受け取ったツチ子があれよあれよという間に前を走る３人との差を縮めていき、会場からはどよめきと大歓声が巻き起こる中、わたしの横で観戦している美人ママさんに「あれはわたしの自慢の娘なんですよ」と声をかけたところ、「そうなんですねっ、ぜひお友達になってください！」と素敵すぎる展開が＿。
というのはわたしの妄想に終わり、現実は厳しゅうございました。
バトンを受け取った時点でトップとの差はおよそ６秒、３位とは１秒程度の差がついておりまして、ツチ子は頑張ったものの、トップとの差は縮まらず、３位とはグングン差を広げられてしまい、最下位のまま次の走者にバトンを引き継ぐ結果となりました。
また来年見せ場がやってきて、今度こそ美人ママさん達とのお近づきのきっかけになるよう、運動の神様および出会いの神様に願掛けしとこうっと。
これにてツチ子の出番は終了・・・ではありませんで、最後に各ブロック全員による応援合戦が繰り広げられました。
３年生が中心に考えたのでしょう、それぞれ素敵なパフォーマンスを披露し、会場からは盛大な拍手。
この後、整理体操を経て閉会式へと移ります。
ツチ子が属する赤ブロックの成績は、残念ながら最下位。
しかしこれとは別に学年ごとの成績というのがありまして、１年生の部はツチ子がいる１組が１位ということで、悲喜こもごもの成績発表でした。
というわけで、ツチ子の中学校最初の体育会はこれにて終了です。
次の運動会編は秋、ツチ彦の大活躍ぶりを乞うご期待。
ではまたお会いしましょう。
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