■今回予告
“剣王”が齎す、殺伐たる刀剣世界。
剣によってすべてが決まり、剣以外は力を持たぬ、
剣士たちのアルカディア。
――その渇望が地を満たし、世界が切り裂かれる前に、
剣を以て剣を止めろ。
ビーストバインド トリニティ
『剣閃〜Dance on Edge〜』
――剣により生きる者、剣により滅びぬ。
■ＰＬ人数
・１〜５人。
・ＰＬが２名以下だった場合、ＮＰＣが判定等のサポートを行う。
・ＰＬが１名で、直接攻撃能力がないＰＣだった場合、クライマックスはかんたん戦闘ルール（
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978809522&owner_id=973140）を使用し解決する。
■キャラクターメイク
・要点� Д�イックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・要点�◆Ы蟷�する経験点の使用は基本的に自由である。
・要点��：公式に発表されているデータは、特殊なものを除き使用を許可する。
・詳細は、後述の「■レギュレーション」参照。
■ハウスルール
▼以下の「ＢＢＴ絆・エゴ事前処理ルール」を使用する。
（
https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=973140&id=1982277740）
▼他の詳細については、後述の「■ハウスルール」参照。
■特記事項
・本シナリオは情報収集を設定していない。
・本シナリオは、「剣士」をテーマとしている。ＰＣが「“刀剣”をを武器として戦う半魔」であることが、セッション参加の条件となる。
・相当品ルールを用いてもよいが、興醒めするような内容は避けること。
・何が「刀剣」にあたるかは最終的にはＧＭが判断する。後述の「■参考：ＢＢＴの“刀剣”」も参照。
・データ上“刀剣”でも、演出によって“刀剣”でなくなるのなら、それは参加条件を満たさない。
・また本シナリオにおいて、「素手として扱う」武器はいかなる演出を行っても“刀剣”としては扱われない。
・「ルーツ：綺士」の装備「レリックキャリバー」は「射程：至近」として扱う。
■シナリオハンドアウト
●ＰＣ共通：剣士である半魔。依頼で“刀尽ノ世”を打破すべく動く。
絆：草薙 清雪（くさなぎ・せいせつ） 関係：信頼、同志、ビジネスなど
コンストラクション：指定なし
推奨カヴァー：指定なし
キミたちは、剣に己の力を託す半魔だ。
ある時、キミたちは共通した夢を見た。
草薙 清雪（くさなぎ・せいせつ）という男――かの「草薙剣」そのものであるという剣の精から、「刀尽ノ世」というドミニオンの拡大阻止を依頼されたのだ。
そこで行われる神前試合がつつがなく進めば、程なく地球ドミニオンはオーバーライドされ、剣が全てを決める世界へと書き換えられてしまうという。
キミたちには、剣士しか入れないそのドミニオンに入り、チームとして神前試合に参加し優勝することで、ドミネーター“剣王”を止めてほしい……というのが依頼の全容だった。。
キミたちにも剣に賭ける想いはあるが、今の地球ドミニオンが崩れ去るのはいただけない。
キミたちは依頼を受けて「刀尽ノ世」神前試合に赴いた。
――そして激戦を潜り抜け、キミたちはついに決勝戦の舞台に立ったのだった。
【ＳＡ：“刀尽ノ世”を止める】
■追加動機表
・各ＰＣは、ハンドアウトの内容に加えて、下記の表から１つを選んで動機を強化することを推奨する。
・「１人まで」とある項目は、その追加動機を選べるPCが１人だけであることを表す。
【１】草薙 清雪とは元から知己・戦友である。その頼みを聞くのは当然だ。／１人まで
【２】“剣王”あるいは決勝で対戦するチームのメンバーの誰かと、かつて勝負して決着がつかなかったり敗北したことがあったりするなどの因縁がある。ヤツを倒したい。／ＮＰＣ１人につき１人まで
【３】平穏を守るべきと考えている・魔を祓うのが一族の使命である等、個人的に“剣尽ノ世”の到来を看過できない。
【４】所属する組織や仕える主人、親しい友などが“剣王”の打倒に動いており、その頼みや命令で、このミッションに参加することになった。
【５】“剣が全てを決める”のは結構だが、その言葉に対する解釈違いだ。“剣王”のことを否定すべきだと感じ参戦を決めた。
【６】その他、ＰＬの任意。
■登場ＮＰＣ
草薙 清雪（くさなぎ・せいせつ） 外見20代男性
ルーツ：剣／エゴ【日本を救いたい】
・古事記にて語られる三種の神器が一振り「草薙剣」本人。この国を、世界を切り裂こうとする“剣王”を打倒するため、凄腕の剣士であるＰＣたちを“刀尽ノ世”へと誘う。『アドヴェント』P.21参照。
“剣王” 外見２０歳前後男性
ルーツ：神格＝魔剣／エゴ【剣こそ運命】
・強大な力を持つドミネーター。剣が全てを支配する世界律を持つドミニオン「刀尽ノ世」の力を、己の前で行う神前試合で最大化し、地球ドミニオンのオーバーライドを目論む。
※以下の「ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー」� 銑イ蓮�基本的に「ＰＣ人数」体までしか登場せず、ミドルフェイズでＰＣと１対１の戦いを行う。
※どのメンバーが登場するかは、ＰＬが１人ずつ指名することで決定される。指名されなかったメンバーはそもそも参戦していなかったか、別チームで参戦しＰＣに敗北したことになる。
� 繁眇聖Δ靴痢疋�ーゲン 30代男性
ルーツ：オーク／エゴ【叩き斬りたい】
・ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー。
・オーク族の傭兵。剣術を嗜むわけではないが、魔界鉄鋼を打ち合わせた無骨な巨大剣「バルログ殺し」で魔神や大天使を力任せに叩き斬った逸話を持つ。一介の武辺として武力が全てを決める世界の到来を望み、酔狂で神前試合に参戦。
�∋�辰卿（ロード・クロック） 10代女性
ルーツ：綺士=サイボーグ／エゴ【斬撃性能の証明】
・ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー。
・銀河帝国の異能綺士の１人。撃剣の能力高めることに特化した家門の秘蔵っ子で、強化された超能力により同時に12本の光子剣を遠隔操作するサイコ十二刀流の使い手。王命を受け地球に来ていたが、己の機能の有用性を証明することを優先し神前試合に参戦。
��ジェイニー・キリエ 20代女性
ルーツ：キラーエリート／エゴ【斬人衝動】
・ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー。
・強い斬人衝動を抱えたキラーエリート。南米出身、池袋在住。人間の代わりに悪しき魔獣を斬殺することで衝動を抑えてきたが、そろそろ我慢しきれなくなってきた所で、人が人を斬り殺すことが常識の世界に惹かれ神前試合に参戦。
�づ穴ぺ儼�・再刃（あまのははきりのつるぎ・さいじん） 外見10代女性
ルーツ：魔剣＝伝説の英雄／エゴ【返り血を浴びたい】
・ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー。
・かつて比良坂流古神道を支配していた邪剣。半魔により討たれたはずだが、罅割れた姿でかりそめの生を得た。「魔を殺す」権能においては日本屈指の力を持ち、魔の血を存分に浴びて完全復活するため参戦。
�サ榾槁霏◆覆澆笋發函Δ爐気掘法ヽ宛�20代男性
ルーツ：伝説の英雄／エゴ【剣にて語らいたい】
・ＰＣが決勝で対戦するチームのメンバー。
・日本で最も名の知れた剣豪。本人と主張。木刀と打刀の二刀流で戦いに挑む。剣にて語り合うことを無上の喜びとし、より多くの人々と命を賭して語り合える世界到来のため参戦。
■レギュレーション
▼ＰＣの作成方法
・クイックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・ＰＬの所持する経験点の使用に制限はないが、同じスタイルのＰＣ同士で余り差がつかないように留意するとよい（活躍の場が偏ることを避けるため）。
▼使用を許可するデータ
・公式に発表されているものに限る。ＧＦ誌先行掲載データの使用も可。
・「彷徨える少女」「名探偵」「怪獣使い」「サバイバー」は扱いが難しいため、必ずＧＭに相談すること。
・「モータル」の使用は想定していない。
・上記補足：シナリオメイカー（田中）がＧＭの場合、「モータル」の使用は不許可となります。
▼大罪について
・『アドヴェント』および該当データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。
・ただし、大罪はデータだけの要素ではないため、必ず事前にＧＭに設定を説明し許可を取ること。
・上記補足：シナリオメイカー（田中）がＧＭの場合の目安は、「大罪がキャラクターの人格や行動指針に深く関わっていること」になります。
▼他のセッションで使用したＰＣの持ち込みについて
・持ち込みを可とする。
・元のＰＣを、他のＰＣに合わせて経験点を減らし弱体化させて参加していた場合、減らした分の経験点は返却する。
・同時に、このセッションでＰＣが失われても、元のＰＣには影響しないものとする。（簡単に言えばパラレルワールドのような扱いとする。）
・ただし、このセッションで持ち込んだＰＣが失われた場合、アフタープレイで最終的に得られる経験点を半分（端数切捨て）とする。
■ハウスルール
▼人間性の減少・絆・エゴの処理について
・シーンに登場した際の人間性の減少はダイスを振らず、「１」で固定する。
・《資産：堕落》が使用されている場合は、「１」ではなく「３」で固定する。
・本シナリオは大変短いシナリオであるため、「エゴのロールプレイによる罪の獲得は１シーンにつき１回まで」の制限を適用しないものとする。
▼変異の処理について
・変異が発生した時、その場でエゴの内容を思いつかない場合は「どの絆がエゴ化したか」だけを決めておき、エゴの内容は後の任意のタイミングに決定してよい。次のシーン以降に決めてもよい。
・同じシーン内であれば「変異する前にロールプレイしていた内容」を「変異によって生じたエゴの内容」として、罪の獲得の申請を行ってよい。
（例：あるシーンで「悪は許さない！」というRPをした
→同じシーン内で変異が発生
→新たに生じたエゴの内容を「悪は許さない」に設定
→そのシーン終了時、エゴのRPによる罪の申請を行う
以上の一連の流れが許可される）
▼人間性の回復について
・人間性が０以上でクライマックスフェイズを終えたPCは、「人間性の回復」においてダイスを振らないことを選択してもよい。
▼アーツについて
・「特定のアーツのLVに＋する効果のあるアーツ」の効果が適用される場合、その「特定のアーツ」の上限を超えてよいものとする。
・「アーツの効果に＋X」する効果によって、そのアーツの効果の上限を超えて良いものとする。（例：《世界変転》が《サポートフォーム》の効果を受けた結果、上昇するダメージが３０点を超えてもよい）
・《スピリチュアルアンプ》《起死回生》は行動済みでもメインプロセスを行えるものとする。
・クライマックスフェイズで《起死回生》を「開放状態と同時」のタイミングで使用する場合、それによってかりそめの死を打ち消した時を除き、「第１ラウンドのセットアッププロセスの自分の順番」までは効果を発揮しないものとする。
▼アイテムについて
・アイテムの効果により対象や射程が変更される場合、アーツの「対象：」や「射程：」の記述に優先させてもよいものとする（ショットガンや、業物を《魔剣の使い手》で魔器に指定した時の効果など）。
▼判定等の処理について
・処理の簡略化のため、ＮＰＣの判定は、ドミネーターの命中判定などのＧＭが指定した一部を除き「３と４で７」の出目が出たものとし、固定値で処理する。（例：クラードの命中判定を２Ｄ６＋７で行う場合、自動的に達成値は１４となる）。ただし、「判定の直前・直後」のタイミングは発生するものとする。
▼人間性の減少・絆・エゴの処理について
・シーンに登場した際の人間性の減少はダイスを振らず、「１」で固定する。
・《資産：堕落》が使用されている場合は、「１」ではなく「３」で固定する。
・本シナリオは大変短いシナリオであるため、「エゴのロールプレイによる罪の獲得は１シーンにつき１回まで」の制限を適用しないものとする。
▼変異の処理について
・変異が発生した時、その場でエゴの内容を思いつかない場合は「どの絆がエゴ化したか」だけを決めておき、エゴの内容は後の任意のタイミングに決定してよい。次のシーン以降に決めてもよい。
・同じシーン内であれば「変異する前にロールプレイしていた内容」を「変異によって生じたエゴの内容」として、罪の獲得の申請を行ってよい。
（例：あるシーンで「悪は許さない！」というRPをした
→同じシーン内で変異が発生
→新たに生じたエゴの内容を「悪は許さない」に設定
→そのシーン終了時、エゴのRPによる罪の申請を行う
以上の一連の流れが許可される）
▼人間性の回復について
・人間性が０以上でクライマックスフェイズを終えたPCは、「人間性の回復」においてダイスを振らないことを選択してもよい。
■参考：ＢＢＴの“刀剣”
以下に挙げるアイテムは、解説欄に「剣」「刀」のどちらかの表記がある白兵武器、および最初から演出の幅がかなり大きく取られている白兵武器をピックアップした。
これらの武器で戦うＰＣならば、基本的に「剣士」と考えて問題はないだろう。
イレギュラー／魔剣
・銘刀（※正確には一般だが、魔剣とのシナジーがあるためここに記載）
・短刀（同上）
・脇差（同上）
・打刀（同上）
・太刀（同上）
・大太刀（同上）
ヴァンパイア／ダンピール
・形見の刀剣
ヴォイド／死神
・葬魂刃
エトランゼ／執行者
・レーザーブレイド
・レーザーウィップブレイド
エトランゼ／宇宙海賊
・単分子カトラス
・グラヴサーベル
エトランゼ／綺士
・フィールドソード
・ツインフィールドソード
・レリックキャリバー
・フィールドバスター
・聖骸剣
スピリット
・精霊剣
セレスチャル／神格
・斬獲せしもの
セレスチャル／天使
・パーティクルハンド
セレスチャル／チャンピオン
・神与の武具
ダークカルテル
・シャドーサーベル
デーモン
・デモンブレード
ハーミット／マジシャン
・武器練成
・ドリームブレイド
ハーミット／機動警察
・MPS/U-06“モノケロス”
ハーミット／凄皇流
・血戦武刃
フルメタル
・ギガノメタル
フルメタル／ギアライダー
・ギアセイバー
・巨斬刀
フルメタル／着装者
・グリッターエッジ
フルメタル／メタモーファー
エナジーウェポン
レジェンド／伝説の英雄
・聖剣
・陰陽双極
・妖刀
・黒の剣
・討ち滅ぼすもの
・処刑具
・破星の光刃
大罪／始皇帝の剣
・始皇帝の剣
一般
・白兵武器（小型、中型、大型）
・人外の武器
・バルザイの偃月刀
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