歌姫というレコードがステサン誌から4枚売られています。
CDでは累計150万枚売れたヒットカバー集です。
今晩の音楽とレコードとの真剣勝負はこちら。
もともとはデジタル音源なんですが、レコードにするためのリマスターの入念さなのでしょうね。
CDよりSACDが音がよいことが多いのは、器サイズもありますが、せっかく高音質ソフトにするのだからと、解説と写真のとおり、リマスターが入念になることもあると思います。
ローリング・ストーンズの一連のアルバムのユニバーサルのSACDではリマスターエンジニアがマスターテープにはこれだけの演奏の細かないろいろな情報が入っていたことに涙を流しながら、リマスター作業したことが書かれていました。
玉置浩二さんには音の鮮度、解像度で負けますが、なかなかいいです。
特に中森明菜さんの晩年ですから、声は最高で、電気エコーや電気リバーブを強くかけたり、イコライザーなどで弄る必要がないから、声がストレートです。
アレンジャーや参加ミュージシャンも豪華です。
これがSACDながら、中森明菜ベストでは、初期と中期、後期では同一人物かというほど声が違います。
歌い方もあるでしょうが、初期などは相当声を電気的に弄っていると思われて、落ち着いて鑑賞できませんでした。
何より、デジタルマスターならCDやSACDなどのデジタルでいいではないかとすると、うちでも各所でもレコードの方が音が生々しく聴こえるという不思議な現象は、針が溝を引っ掻いていくレコードならではの現象のようです。
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