米国は6月、ユーロ圏は7月に、本格的な金融引き締めに向かう。インフレ率を下げなくてはならないからだ。
つまり政策金利が上昇する。
だが日銀は、相変わらず金融緩和を続ける方針。
すると日本と欧米の間の金利差が拡大するので、6月・7月以降は円が売られて、円安・ドル高・ユーロ高が一層進む。
問題は、どの程度の円安になるかだ。
日本で語られている「1ドル=500円時代」というシナリオは、かなりおとろしい。
そんなことになったら、日本での輸入品価格が急騰して、すごいインフレになる。
長年放置してきた巨額の財政赤字と公的債務のツケが、今国民に回って来るのか。
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