〜長女が見つけた謎の卵の孵化をきっかけに起こる恐ろしい事件により、家族の真の姿が浮き彫りになっていく様を描いたフィンランド製ホラー。北欧フィンランドで家族と暮らす12歳の少女ティンヤ。完璧で幸せな家族の動画を世界へ発信することに夢中な母親を喜ばすため、すべてを我慢し自分を抑えるようになった彼女は、体操の大会優勝を目指す日々を送っていた。ある夜、ティンヤは森で奇妙な卵を見つける。ティンヤが家族には内緒で、自分のベッドで温め続けた卵は、やがて大きくなり、遂には孵化する。卵から生まれた「それ」は、幸福に見える家族の仮面を剥ぎ取っていく〜<映画.comさんより>
原題『Pahanhautoja』の意味はわかりませんが、英題が『HATCHING』なので、多分同じかな。
予告編未見、レビューもあまり見てなく、事前知識ほぼ無しでの観賞。
全てが完璧なハッピーファミリー。
母親は幸せ度100%の家族動画を随時配信している。
そこには、汚点が許されない。
娘のティンヤは、まもなく大事な体操の大会があるのだが、そこへの出場枠はあと1つ。
母親としては、ティンヤには、どうしても出場し、優勝してもらわなければいけない。
(母親はかつてフィギュアスケートをやっていたようだが、負傷して、夢かなわず)
ティンヤはライバル(隣に引っ越してきた子)が出現して焦りだすが、負けるわけにはいかない。
プライベートも犠牲にして、ハードな練習に明け暮れる。
それもこれも、母親のためである。
ティンヤがある日見つけた卵は、ティンヤの悲しみ(ストレス)が増すにつれて大きくなる。
ここで、観客は気づく。この卵って、もしかして・・・。
ちなみに、ティンヤの卵の温め方がめちゃ可愛いい!
ティンヤは卵を隠し、母は〇〇を隠し、父は音(もしや本音?)を隠し、弟は顔を隠す。
※予告編
https://youtu.be/TyBfePgDONQ
自分で育て、孵化させたのは・・・。
今作は、ほんと、ネタバレしちゃうと、面白くないので、短めの感想。
新鮮!独創的!ずっと見入った!面白かったぁあああ〜〜〜。
91分とコンパクトにまとまっていて、ポンポさんも喜びそうです(←わかる人だけわかって)
何も知らずに観れてよかった。思わぬ掘り出し物でした。4つ☆
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