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2022年05月12日16:59

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エネルギーを巡ってEUは分裂するかもしれないのに

日本観光とはのんびりな話だ。

『ハンガリーのオルバン首相は6日、欧州委員会委員長は欧州連合(EU)加盟国が全くもってさまざまな状況にあることを無視し、各国の個々のパラメーターを無視する提案をしているとし、これはハンガリーにとって原子爆弾に等しいため、ハンガリーは提案を受け入れることはできないと述べた。サイトindex.huが報じた。』

『報道によると、EU加盟国各国の代表は4日、対ロシア制裁第6弾となるロシア産原油の禁輸について合意できなかった。制裁案に関する作業は9日までに完了する予定。チェコ、スロバキア、ハンガリーが完全な禁輸措置に反対した。チェコとスロバキアは3年間の移行期間を求めているが、ハンガリーはパイプラインを介したロシアからの石油供給が(禁輸措置から)除外されることを望んでいる。』

また『ドイツ中央銀行と大企業はロシア産ガスに禁輸措置を課すことがドイツの「困難な時期」につながるのではないかと懸念を表明している。オーストリアのカリン・クナイスル元外相がRTとのインタビューで述べた。』
『イタリアのマリオ・ドラギ首相は、ドイツはすでにロシアのガスのルーブルでの支払いを開始していると表明した。』

『米国訪問中のドラギ氏は記者会見で「ルーブルでの支払いが制裁に違反するかどうかは誰も確認していない。最大のガス輸入国であるドイツはすでにルーブルで支払いを行っており、ほとんどの輸入業者はルーブルで口座を開設している」と述べた。
これより前、欧州委員会(EC)がロシアからのガス供給が断たれた場合を想定し、5月18日に承認を予定する計画では、代替輸入先を持つ国は、他国と燃料を分け合わう必要性が明記されている。』

一方の日本政府は『岸田文雄首相がロシア産石油の原則禁輸の方針を表明したことについて、記者団からコメントを求められた萩生田氏は「石油のほぼ全てを輸入に頼っている我が国としては、大変厳しい決断だった。今すぐにロシア産石油を禁輸できるわけではなく、一定の時間軸の中で代替エネルギーを確保しながら、ロシアのエネルギーへの依存状態から徐々に脱却していくことをコミットしている」と述べた。』
『松野氏は記者会見で「『サハリン1』、『サハリン2』のプロジェクトは、エネルギーの大部分を輸入に依存するわが国にとって極めて重要なプロジェクトだ。その権益についは、長期的なエネルギー安定供給確保の観点及び対露制裁の実効可能性の観点から引き続き維持していく考えだ」と述べた。』

のように、双方ともにロシアからのエネルギーは断ち切れないわけで、今回の会談は「原則だけは認めあった」という実りのないものである。



■日EU首脳、対ロ制裁で連携確認=中国への警戒感を共有
(時事通信社 - 05月12日 13:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6953714
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