殊勝にも自省にひたりやがんのかと思われるかもしれませんが、愚痴を並べたいだけだったりします。
基本的に私の中での2022年のゴールデンウィークは4月29日(金)から5月5日(木)の7日間でした。6日に出勤して、また週末ですけど、そちらは大型連休に含まれず、別枠の休みのつもりです。
で、4月いっぱいまではまずまず順調だったのですが、5月に入ってプライベートで使うウェブアプリなんぞをちゃちゃっと作ってみようかしらんなどと軽く考えてしまったせいで、すべてが狂っていきました。
これがまあ、ちっとも進まなくて他の予定を食い尽くしてしまったのです。
GoogleAppliationEnvironment(GAE)という環境で着手しました。これは前に触ったこともあるので、そんなに手こずらずに進められると思ったのが大誤算。ずっと共通の開発環境を更新しないまま使っていたのですけど、新しいライブラリを導入してしまったせいで最新版へと更新しなくてはならなくなり、これがけっこう変わっていたのです。
かつてはフォルダとプロジェクトの構成が一致していて、「ざっくりしているなあ」と思いながら、個人でしこしこソースをいじるような人間にはシンプルなのがなによりですから、今になって思えば呑気にコードを書いていたわけです。ところが、仕事でこの環境を使っているようなところにとっては、そんな悠長なことは言っていられません。新しいシステムの開発をしつつ、すでに運用中のシステムに改善要求が上がってくれば対処しないと、会社としての成り立ちません。といって、古い開発環境をその度ごとに更新していては、不具合の原因を解明しなくてはならなくなった場合、問題の切り分けがきわめて困難になります。
つまり、複数の開発環境を共存させながら維持・開発を進めていかないといけないのですけど、フォルダとプロジェクトの構成が一致していた場合、これが難しい。バージョンに応じて、共通部分は残したまま、変更部分だけを切り換えて使いたいとなると、プロジェクトとフォルダの構成を切り離し、なんらかの設定を参照することで必要に応じて使い分けたいわけです。
というわけで、声の大きなユーザーの要求が通って(向こうは仕事なんで仕方ないですけど)、プロジェクトの構成がフォルダに依存しなくなり、その関係を開発者が自分で設定しなくてはならなくなりました。これを理解するのに、まず時間を要します。いきなりやってうまくいけば万々歳ですが、だいたいそうはならないので、ツールの吐き出したエラーをネット検索にかけ、対応に追われる羽目になります。
しかも、さらにここのところWebsocketを利用するためにGoogleComputeEngigne(GCE)という別の環境で作業をしていて、GAEだって前にやっていたから大丈夫だろうと高をくくっていたのですけど、これが清々しいほどに忘れていました。でもって、やっていること自体もいろいろ変わり、GCE向けに作業を効率化させてしまったこともあって、GAEでの開発がやりずらくなってもいました。
これへの対処に、できるだけ共通化と効率化を両立させるという誤った路線を選択してしまったので、泥沼にはまりこんであとちょっとで解決というところまで進みつつ、最後の詰めを欠いて最初からやり直すという地獄のような試行錯誤をくり返す羽目に陥ったのです。仕事だったら、死んでましたな。というか、なまじ仕事じゃないから、自分の趣味にこだわって迷走してしまいました。
そんなこんなでこっちのコードにかかりっきりで、他が全く進んどらんのです。3年前から進めていたボードゲームのウェブ化の案件は、移動から戦闘の処理へ移れるかと思っていましたが、1ミリたりとも進まず。
ずっと籠もっているのもよくない気がして、近くの瀋秀園や足を延ばして穴守稲荷神社ぐらいは行ってみるつもりだったのですけど、ちょっと足りなくなったものを買い足しに出るぐらいしか外出しない体たらく。
資格の勉強は2つのテキストをすでに何巡かしたので、表などを自分なりまとめるつもりだったのですが、これも手つかず。
『鬼滅の刃』は無限列車編が終わり、浅草編も半分ぐらいは見れるかと思っていたのですが、1秒も見れていません。録画したまま時に見返す映画もこのタイミングでまた見るつもりでしたが、それもなし。
食事だけは、とにかく計画通りににんにく料理を作っては食べることができました。フライパンでご飯を炊くという記事をネットで読んで、やってみたら別においしくなるわけでもないですけど、楽しかったです。
というわけで、「これぐらいはできるかなと思っていたことにさっぱり手がつけられなかった」という、そりゃいつもの大型連休と同じじゃんというオチがつくのでした。そもそも人生だって、と話を広げてしまうと際限なくどんよりしてしまうので、余計なことは考えず、この週末はせめて資格試験の勉強に割り当て、ちょっとはプライベートのウェブアプリの開発もやって、3年越しの方のアプリについては、きっぱり割り切ってあちらが一段落するまで止めることにしました。
そんなところです。
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