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2022年05月03日11:14

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『パリ13区』感想

〜コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。二人は即セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメートに溶け込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”本人と勘違いされ、学内中の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて一時的に不動産会社に勤めるカミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく〜<公式HPより>

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『リード・マイ・リップス』『預言者』『君と歩く世界』『ディーパンの闘い』『ゴールデン・リバー』と興味深き作品を作り続けるジャック・オディアール監督(70歳)と『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督の脚本(ジャック・オディアール、レア・ミシウスとの3人での共同)ということで、必見だと思いました。

いやはや、ベッドシーンだらけです(笑)
メインの登場人物は3人+1人(アンバー・スウィート)
どの登場人物も、多面的で、リアル、リアル。
次はどうくる?その行動と展開から目が離せない。
場面ごとの会話(台詞)にどんどん引き込まれてゆく。
あからさまが、刺激的。

ノラとアンバーの展開に感動ぴかぴか(新しい)

あと、エミリーが中華レストランでいきなり踊り出すシーンが、そこだけフワフワしてて、妙に印象に残った。

ノラ役は『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルラン。ほんと、綺麗な人。
古典でも現代劇でも、何やらせても魅力的な女優さん。

※予告編 最初に流れてる曲、すごくいい!
https://youtu.be/y1aYOFr389g?list=TLGGbDPFy22qufkwMzA1MjAyMg

まずまず面白かったけど、オディアール監督作だからって期待してゆくと、やや物足りないかも。
セリーヌ・シアマ色を期待してゆくと、まずまず楽しめるかと。4つ☆

8 10

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