20年
韓国
監督:クォン・オスン
主演:チン・ギジュ
104分
ある日の夜、『耳の聞こえない』ギョンミは連続殺人事件の犯人の凶行を目撃。
意味も理由もなく殺人を繰り返すサイコパス殺人鬼は、唯一の目撃者であるギョンミにターゲットを据えた。夜の街を舞台に、追われるヒロインと追う殺人鬼の命懸けの鬼ごっこの幕が上がる。
作品の3分の2は走ってるんじゃないかという、『リアル鬼ごっこ』とか古くは『弾丸ランナー』を彷彿とさせる作品。
でもその二本よりも本作のが遥かに面白いですけどね。
ハラハラさせるツボを心得ているし、ヒロインに聴覚障害があることを最大限に生かした演出にも唸りました。
主演のチン・ギジュがたまらなくキュートだったのと、聾唖者という難役の神がかった熱演とのギャップも良い。
ツッコミどころも山のようにあるのだけど、ソレよか勢いと面白さの方が勝りました。
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