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2022年04月21日00:20

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みんなでみよう、スピードチャンネル.

2月にJCOMからスピードチャンネルを買った。
最初は、せっかくJCOM契約しているのだから、何かCSの番組でも買おうかなあ、と漠然と思っていて、ふと思いついたのがスピードチャンネル。
以前は、京王閣に開催ごとに行っていた時期もあったんだが、最近はめっきり行かなくなった。コロナのせいで無観客やら入場制限やらで入れなくて、そうこうしているうちにめんどくさくなった。
思いつきでスポーツ紙を購入して、競輪の記事を読んだりしていたのだが、スポーツ紙は競輪の記事が少ない。1ページないし2ページ程度。しかも特別競輪開催期間などの特別な日でないと2ページなかったりする。
ちなみに、スポーツ紙を眺めてみると、公営競技の記載量の順は、
競馬、競艇、競輪、オートレース
だいたいがこんな感じ。新聞によって違うのかもしれないが。やはり競馬が圧倒的に充実していて、中央競馬開催はもちろん、地方競馬のみの日でも、まずは競馬。
その次が、競艇である。競艇は競輪よりも人気が高く、売上も競輪より上。これは若干意外な気がしたが、競艇ってなんというか、ギャンブル感の雰囲気がいまだに根強く、惹かれるものは確かにある。
オートレースは、人気最下位。競輪と同じく経産省管轄の競技のため、いっしょくたにされることが多い。ギャンブル感満載の鉄火場的雰囲気は競艇に負けず劣らずなのだが、いまいち人気がないのはなぜだろう?元SMAPの森選手もいまだに活躍しているのに。
話を戻すが、そんなわけで、スピードチャンネルを買ったら、競輪を流しっぱなしで観れるだろうし、お試しで買ってみようと思った次第。まあ日がな競輪ばかり眺めてても飽きちゃうだろうから、飽きたら解約すればいいか、と。
ところが、これが見始めると、飽きないのだ。
毎晩、その日の開催が終わったら、各地で開催された競輪をダイジェストでやるのだが、それなど延々とみてしまう。
それに加えて、ウィークリーダイジェストやら、マンスリーダイジェストで、特別競輪、記念競輪のほか、F1やガールズの決勝などもまとめて放送している。
F2のチャレンジレースなども、A3の知らない選手ばかりだが、何か面白い。
チャレンジレースを観ていると、驚くほど50代が多く、40代など普通にいるしそこに30代、20代が時たま混ざっている番組が多い。50代後半、自分よりも年上の選手がプロアスリートとして競輪に出走しているのだから、もう嬉しくて仕方なくなってしまう。なんとなく一番年上の選手を応援したくなるのだ。車券は買わないが。
A3は、もう衰えて引退までまっしぐらの年寄り選手プラスデビューしたてくらいの若者のためのレースといった感じで、まあだいたいが20代の若手が勝ってしまう。
特進だなんていってA3は9場所連続1着だと特別昇進で上の班あがれるのだが、9場所連続なんて奇跡でも起こらない限り不可能じゃないのか?と思っていた。しかしA3のチャレンジレースなどをみていると、そのように衰えて引退までをなんとかしのごうという年寄りばかりで構成されている。そのなかに唯一20代とかがいたりする。
そう考えると、競輪養成所をトップの成績で出所した期待の新人なんか、そりゃもう、ぶっちぎり1位だろう。先行から1回も抜かれずにそのまま逃げ切りでゴールなんてのをよく見る。こうなると、競輪の駆け引き、ラインやら競りなんか全くをもって意味をなさない。なんたって地脚のレベルが、大人と子供の差なのだから(年齢が30も下の若手のほうが大人ってのもおかしいか・・)。

他に、スピードチャンネルオリジナルのバラエティ番組なども放送しているが、これがまた面白い。
スピートチャンネルキャスターのお姉さん方と、どこの所属かよくわからない女性タレントなどが、往年の競輪選手OBとコラボして番組を作っている。競輪選手OBは、みんなスピードチャンネル専属解説者とかスピードチャンネル専属コメンテーターとかいう肩書がついているのだが、狭い輪界の人材を駆使してやっているのが面白い。
この前は、吉岡稔真、佐々木昭彦、内林久徳、阿部康雄の4人によるゴルフ対決をやっていたんだが、みんな下手くそでほっこりした。フォームなんか素人丸出し。
驚いたのが吉岡。そのなかでひときわ下手くそで、ドラコン賞のショットなど100ヤードしか飛ばない。OBは連発する。
あの吉岡が、である。90年代に彗星のごとく登場し、連戦連勝を重ね、神山とともに東西の横綱と呼ばれたレジェンド中レジェンド。あの中野浩一に引退を決意させた神の走り。さぞ無敵の運動神経を誇るだろうと思ったが、どうみても初心者の親父そのもの。あの吉岡が、下手っぴというのがなんだかかわいらしい。
それに、佐々木昭彦と同じ九州というのもあってか、仲が良く、終始先輩である佐々木に甘えっぱなしなのである。
あの孤高のレジェンドの雰囲気が全くなく、しゃべるわしゃべるわ、もう悪ノリしっぱなし。吉岡ってこんな人だっけ?
吉岡に限らず競輪選手って、愉快な人が多く、どの人をとっても、タレント性があって面白い。
4/5、4/6は、システムメンテナンスによる競輪無開催日だったのだが、その時間を埋めるために、山口幸二と吉岡稔真がなんだかよくわからない企画番組を放送。一応、期待の若手選手へのインタビューみたいなこともやっていたのだが、スピードチャンネルキャスター座談会だとか、あとは山口、吉岡のトークだったりとかで、飲み屋のりでただただ雑談して終わってしまったのだが、これがまた妙に面白かった。
さらに、その日は、吉本興業と競輪業界がタイアップで制作した「渚のバイセコー」なるオムニバス映画を放映。
その第一話は、岡山所属の現役選手である三宅伸という50過ぎの選手が主演だったのだが、演技が自然体(演技という面では下手なのだろうが、それがリアリティがあって自然体にみえた)であり、どことなく儚く寂しげな演出とあいまって素晴らしい映画だった。
競輪選手の芸達者には驚くばかりだが、みんな妙に面白い。

あと忘れちゃいけないのが、「月刊松浦悠士」。今、現役バリバリの、最高峰S級S班で活躍するトップレーサー・松浦悠士が、現役選手初の冠番組という触れ込みでスタートした番組だが、松浦悠士が大好きなスイーツの店とコラボして、新しいスイーツ商品を開発したり、自分のレースを分析したりする15分程度の番組。
松浦悠士の、照れがあって不自然になってしまうしゃべりも癖になるのだが、スイーツ企画の時は、松浦本人がカメラをつけて撮影するという予定だったのに、スタッフのミスでカメラに撮影されていなかった、とか、そこら辺のいい加減さも良い。
そして月刊で延々と月ごとに続いていくものかと思っていたんだが、4回放送して、何故かこの4月は放送予定今のところなし。
スピートチャンネルはところどころ番宣のCMが入るのだが、最近、「月刊松浦悠士」のCMをみないため、シレっと打ち切りになったか?
まあ日本選手権競輪の開催が近いので、松浦がそれどころではないのだろうが・・
この行き当たりバッタリ感がたまらぬ。。

それ以外にも、まだまだ紹介したい番組はあるが、またいずれかの機会に。
というわけで、スピードチャンネルがくせになってしまい、すっかりスピードチャンネル中毒なのである。

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