橘いずみ。懐かしいな〜。
「失格」 がラジオから流れてきた時は震えた。
天才だと思った。
ＣＤを買って聴きまくった。
この曲は1993年リリースだから僕が23歳の時。
結婚したばかりの頃で。
幸せと戸惑いと苛立ちと虚しさと。そんなごちゃまぜの頃。
まあ。
そんな僕も今では51歳。このタイミングで聴いてみよう。
https://www.youtube.com/watch?v=V-T99FjoK0Q
年を重ねた橘いずみも超カッコいい！
では歌詞を味わってみよう。
https://www.uta-net.com/song/6042/
マイミクのみなさんなら「うわ〜。ＹＡＳＵさんの好きそうな歌詞〜」と笑うかもしれない。
僕はこの頃から。否もっともっと青春時代から何も変わっちゃいない。
やりたい事とやれなかった事を、少しばかりのやった事で自慢したり言い訳をしたりして。
今の自分を飾り付けているけど、全然全然、満足はしていなくて。
もっと赤裸々に青臭く貪欲に生きたい自分がいて。
それでも、そんなもんだよって悟ったふりする自分もいて。
そんな自分が大嫌いでもあって。
それでもそんな自分も愛したい。
ああ。失格！と言われてもいい。
それでも自分の好きなように生きたい。
考えてみれば、僕はあれから離婚して。再婚してまた離婚して。
転職も5度繰り返して。
今じゃ〜全くの貧乏で。
周りから見たら「あなたは失格！」の代表的なオッサンなのかもしれない。
でもね、僕自身は全く不幸ではなくて。
みなさんがいう「失格人生」をエンジョイしている。
当時はこの「失格」の歌詞が我が事のように痛かったけれど。
今はこの「失格」が愛おしい。
大丈夫だ。
何度、倒れても、自己嫌悪に陥っても。ちゃんと自分の足で歩いてきたもの。
では、今、この歌詞が今の若者に響くのだろうか？
否、「若者」と言う言葉は止めよう。今の「時代」に響くのだろうか？
♪ひねもすベッドで寝てるのは病人か赤ん坊♪
この時代は、確かにそうだった。
みんなが生きていた。
生きるとは活きると言う事で、みんな活きていた。だから悩んでいた。
でも、今の「時代」
ひねもすベッドで寝てるのは、病人か赤ん坊だけじゃない。
多くの引きこもりがいて、新コロ恐怖症がいて。
外づらは普通に社会に順応しているかのように働いていても、その心は全くの引きこもりの大人ばかりだ。
だから、今、この歌は時代に響かないだろう。
「なんだか青臭い歌詞だな〜。」と嘲笑われるだろう。
しかし、そんな嘲笑う奴らは、自分は青臭い以前のレベルだという事にきづいていないのだ。
♪あなたは失格！そうはっきり言われたい♪
となるには。チャレンジする事が、一歩前に進む事が大前提で。
何もしない奴は「失格！」すら告げられない。
安全地帯から挑戦して挫折した人を、偉そうに嘲笑うけれども、そいつらにはその存在すらないに等しいのだ。
何もしない奴には「失格！」を告げられる権利すらないのだ。いないと同じだ。
♪生きる資格が無いなんて憧れてた生き方♪
チャレンジして挫折して「失格」の烙印を押されれば、誰の生き方でもなく自分の生き方を生きられるのだ。新しいオリジナルの道が開けるのだ。
安全地帯から挑戦して挫折した人を、偉そうに嘲笑う奴らには死んでないだけで生きていない。永遠に誰かの強いてくれた道を、文句を言いながら、死なない為だけに生きるしかないのだ。
失格にもならない時代
それが現代の病だ。
生きるとは活きる事だ。
人生には自己満足を追求する自己責任がある。
胸を張って生きるには「失格」を恐れていては何もできないのだ。
あなたは。
活きていますか？
僕は僕にそう問いかけながら生きていく。
榊英雄の妻・和「離婚に向けて、別居、協議を進めております」公式サイトで報告
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6919247
ログインしてコメントを確認・投稿する