パートナーズ

10年

日本

監督：下村優

主演：浅利陽介

119分

一匹の盲導犬を通じて描かれる愛と絆の人間模様を描く感動作。
知人の死をきっかけに盲導犬訓練学校に入学した19歳のフリーター青年。
彼は2年の研修期間を経て、チエという名の子犬を担当することになるが・・・。

コレはヒドイ。
犬と人間なんて普遍的でまずハズれようがないテーマなのに。。。
日雇い労働者が主人公ってとこも、犬の愛らしさも良かったんですけどね。
始めはまだしも、途中からビックリするくらい雲行きが怪しくなってくる。
とにかくセリフで全てを説明してしまう演出が最悪。
根岸季衣さんが泣きながら盲導犬の老後について懇切丁寧に説明するシーンは奇怪でしかなかった。
主人公とロックシンガーの色恋も絶対いらない。
非現実的だし、セリフも臭すぎてギップルがいたら死んでしまうレベル。
他にも上げだしたらキリがないくらい不可解なシーンが連発してラストも目を疑うダサさ。
イロイロと詰め込み過ぎなんだよな。
2時間しかないんだからもっと絞らないと。
にしても、ある意味スゴイものを観た。
今年のワースト候補です。。。