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2022年04月09日06:46

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「カムカム」ファンとは共存できそうもないです

「男性視点朝ドラファンコミュ(仮)」コミュで、ツイッターでは「カムカムエヴリバディ」に対して好意的な意見しかないのに、「カムカムエヴリバディ」批判をするのはおかしいというコメントがありましたが、誠実な回答をいただけたので、トーンを下げて修正します。

「カムカムエヴリバディ」の「るい編」以降は、私にとって不快なドラマでしかありませんでした。

「ちりとてちん」のような、肩の凝らない良質なドラマを期待していた私にとっては、雪衣の登場でサスペンス要素が追加されたことにより、私の期待は裏切られてしまいました。

サスペンス要素があっても、ドラマのクオリティが高ければそれでもかまわないのですが、48歳の女優(深津絵里)に18歳の役を演じさせるような、サプライズイベントが非常に目立ちました。
演技についても、正直、実年齢20歳前後の女優が演じた方がいいと思いました。
(これは深津絵里の演技力ではなく、そもそも実年齢50近い女性に18歳の役を演じさせようとするのが無理だと思っています)

また、るい本人の性格があまりにも屈折しており、雉真家と何かトラブルがあったわけではないのに、帰省どころか結婚や出産の報告すらしない人物で、本当にいたら「帰省はともかく、結婚や出産の報告すらしないのはおかしいんじゃないか!」と叱りつけているでしょう。

もしかしたら、実の子を雉真家の跡継ぎにしようと画策する雪衣がるいに嫌がらせを行ったのではないかと思っていたくらいでしたが、正解は、るいが単に非常識人だったから、でした。

るいについては、「世の中にはこういう人物もいるんだ」と割り切って見ていたくらいなので、深津絵里の演技力以前に人間性・性格が全く共感できません。

また、「ひなた編」では、アニー=安子と思わせないようにするためか、アニーが「日系アメリカ人」という経歴詐称までさせるような、変に視聴者の裏をかこうとするイベントがありました。
別にドラマだから登場人物に経歴詐称をさせても構わないのですが(*1)、経歴詐称させたからには、何故、経歴詐称をしたのか説明するのが一流ドラマだと思います。
(アニー=安子と思われないようにするなら、アニー・ヒラカワという芸名だけで十分でしょう)

正直、「ひなた編」は、「ちりとてちん」の脚本家・ 藤本有紀が「こんなの書くかなぁ」と思いながら見ることが多かったです。
もしかしたら、「カムカム」においては藤本有紀が書いた脚本は原作レベルで、実際のドラマでは藤本有紀の手を離れてしまっているのかなぁと思ってしまうことがありました。

「カムカム」は、過去の日記でもそれとなく書いていますが、見る前は期待度100点満点に近く、「安子編」では(雪衣の登場があったとはいえ)期待値に近い出来栄えでした。

ただ、48歳の女優(深津絵里)に18歳の役を演じさせるのにはついていけません。

何の必然性があるのか分かる方がいたら教えて欲しいですが、おそらくは、美容技術を駆使すれば48歳の女性でも18歳に見えるようになるという、中高年女性の憧れ的なヒロインであり、そうでない層にとっては、深津絵里に18歳役を演じさせることがサプライズのつもりなのでしょうが、もしサプライズだとしたら、私にとってはむしろばかばかしく見えてしまいます。

再放送があったとしても、「るい編」以降はおそらく見ないでしょう。

期待度100点満点だったはずの作品が、本放送期間中にロスしてしまった結果は残念でなりません。


(*1)刑事ドラマの容疑者は嘘をつく人物のオンパレードです。

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