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2022年04月05日22:24

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追加の追加、32日目、33日目

先週の金曜日、例の工房から電話。
F田さん曰く「時間、とれませんか?」との事。

金曜日、私は歯医者に出掛けて帰って来たばかり。
その何日か前に私のスマホに着信履歴があったものの、月末で経理からの電話かF田さんからの電話か判らないまま、折返し電話したのだが、事務所には繋がって取り次いでもらったものの誰も出ず。
本当に用があるのならまた電話が掛かってくるだりうと放っておいたのでした。
電話はF田さんだったらしい。

ともあれ、翌日の土曜日にF田さんが休日出勤しているというので「覗きに、顔を出します」とだけ返事したものの、オフにしていた金曜日も15時を過ぎていたので、買い出しのついでに摂津まで車で走る事にした。

工房では、綿谷くんは石垣の最終仕上げ、Tさんは何かしら作っている。
F田さんとの電話の話では「追加の造形物が出たので、手伝って欲しい」との事で、実際に追加の案件を河南町からの助っ人Hさんが手を付けていた。

来週、月曜日から2日間ほど通うつもりをしていたのだが、F田さんは土曜日に来て欲しいと言い出す。

そして明くる土曜日。

「追加分」に手を付けるのかと思ったら、その前の週の金曜日あたり(私の通いの最終日)からF田さんが手を付け始めていた「瓦葺き」の加工に着手。

見れば「瓦葺き」は、かなり無残な状態で、元に戻すだけでも大変な手間が掛かりそうな様子。

さて、この「瓦葺き」は下請け業者に3Dプリンターで出力してもらった硬質発泡スチロール製。

その硬質発泡スチロール製の瓦葺きをバキュームフォームを利用して、3ミリ厚の透明な塩ビで成形できる状態に加工するのが、この工房での作業で、バキュームフォームはまた別の業者に依頼する事になっている。

私が通いの最終日前おたりからF田さんご、誰にも触らせたく無いような様子だったので、私は一切関わらないようにしていた。

1週間が過ぎて土曜日、私の目の前にある「瓦葺き」は、変に手を付けてしまっていて、瓦葺きの表面こそ無事なものの、その裏側たるや「どこをどうすれば、こんなに全てのパーツが不揃いの高さになるのか判らないぐらいガタガタで、理解不能なカット跡だらけ」になっていた。

F田さんがやったとしか思えない。一体 1週間の間に何をしていたんだか・・・

バキュームフォームで塩ビを抜く為には「逆テーパーを排除すること」、「なるだけ抜く原型を薄くすること」、「凹面になる所に空気穴を開けること」等などが必要で、F田さんのミスは1つ目の「逆テーパー」、2つ目の「原型を薄く」する点が顕著で、瓦葺きの屋根には破風があるから、頭を抱えていたらしい。

あれだけ誰にも手を付けさせないようにしていたにも関わらず1週間過ぎて後始末の方が大変な状態になっていた。

加えて3つ目の「空気穴」は、幅2軒(約4メートル弱)ほどあるので、穴の数は無数(単純計算で1500程=穴を1つ開けるのに20秒掛かったとして8時間余)

結局、土曜日は明くる日曜日に日が替わった深夜1時半まで。

F田さんは「明日の日曜日も出てきて貰ったら月曜日は来てもらわなくても大丈夫ですよ」と、私の本来の仕事に気遣っているかのようで、月曜日までになんとか結果を出したがっているのがミエミエ・・・

こんな無茶をやって月曜日がまともに仕事になる訳ないのだが。

で、日曜日も工房に出向いて、手直しの限りを尽くした。

2つ目の「厚みをなるだけ均一に薄く」までを終わらせたのが16時。
3つ目の「穴あけ1500」まで終わったのが深夜24時半。

なんのことはない、「追加分」には一切触れる事は無かった。
「F田さんの "しでかしたアレやコレ" 」の後始末じゃないの。
しかも、土日の休日出勤で取り戻した上にバキュームフォーム業者に手渡せるまでに仕上げただけ。

2日間で約24時間ほどだから、3日分の仕事をして事になる。


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