３本レビュー行きます。
今回は個人的に懐かしい邦画1本も。
3/31（木）
「スケバン刑事」（1987年）
主演 南野陽子
監督 田中秀夫
U-NEXTで鑑賞。
只今スケバン刑事シリーズ全作を再見してまして、やっと�兇鮓�終えて、
それなら劇場版も鑑賞してのレビュー。
ちなみにテレビシリーズのスケバン刑事で好きな順は�供筬機筬靴任△襦�
87年公開時は当時バイトしてた所で仲の良かった同僚2人と私の3人で、
仕事帰りに梅田東映へ観に行った。
公開時は�靴�放送開始したばかりで3代目も登場する。
学生を洗脳してクーデターを企てる組織がいる地獄城という島へ、南野陽子演じる2代目スケバン刑事・麻宮サキを始めとする5人が乗り込む話。
この作品を再見するのも、もう何十年ぶりだろうか？
改めて観ると、舞台設定やテンポの良いストーリー展開とアクション映画としてはよく出来ていると思う。
やはり今になって思うのは、歴代スケバン刑事で最高なのはナンノこと南野陽子！
とにかく見ててウットリする程に美しい♪
当時10代の女の子に言うのも何だが、凄い色気がある。
歴代スケバン刑事では最強。
今でもナンノは美人だし（私とは1つ年が違う）
この劇場版に登場する究極のヨーヨー。16倍の破壊力を持つが使用し過ぎると腕と肩が潰れ再起不能になる恐ろしいヨーヨー。
それをナンノが痛みをこらえながらヨーヨーを飛ばし戦う姿は愛おしく思ってしまう。
敵に完全洗脳された学生たちに「ゆるいとおせ！」と涙を流しながら戦う姿が印象的だった。
今回の敵組織のアジトが地獄城という島設定なのがまた面白いし、そのラスボスである伊武雅刀の圧倒的な悪役ぶりも最高である（実は半分サイボーグ化されている）
スケバン刑事の敵ボスの共通点は、権力を使い国家を支配しようと企んでる事（但し、テレビの�靴療┐世韻楼磴Α�
ちなみに当時は浅香唯のファンでしたが（今の私からしたら全く好みではない）
今になれば南野陽子の方が断然に好き♪
4/1（金）
「ロング・キス・グッドナイト」The Long Kiss Goodnight（1996年）
主演 ジーナ・デイヴィス サミュエル・L・ジャクソン
監督 レニー・ハーリン
スカパーの録画で鑑賞。
こちらも劇場は忘れたが公開当時に鑑賞。
ジーナ・デイヴィス演じる主人公は記憶喪失で、夫と娘と暮らすごく普通の主婦だったが、ある時に車の事故で記憶が蘇る。彼女の正体はCIAの特殊工作員だった。
前に同じ監督と主演による「カットスロート・アイランド」のレビューでこの本作を思い出し、久々に観たくなったので鑑賞。
女性が活躍するアクションで、記憶喪失だったが覚醒した事で最強の殺人マシンとなる、
といった実に痛快で面白いアクションだった。
この設定に近いボーンシリーズを先取っていたような内容だった。
襲い掛かる敵を次々とぶっ殺すのもこれまた爽快で、首コキッ！とするのも無双アクションには持って来いだ。
脚本がシェーン・ブラック（最近では監督でも活躍）で彼の書いた脚本が秀抜なのも大きい。
初見でも度肝抜かれたのは、ラストの爆破シーン。
レニー・ハーリン監督と言えば火を噴くような派手な爆破シーンを見せるのは定番で、
本作のラストはこれでもかと「もうお腹いっぱいです」と言いたくなるほど、
ド派手過ぎる爆破シーンで締めるのが最高！
この頃のレニー・ハーリンは本当に乗りに乗っていた。
ジーナ・デイヴィスのキャラ作りが良くて、記憶喪失という設定を上手く話しに盛り込み、記憶が蘇る以前と以後の2つの人格が葛藤する面も良く描かれた事。
彼女のルックスが変わる点もまた魅力的で、男勝りながらもサミュエルに色気で迫ったりと不思議な魅力がある。
その彼女に協力するサミュエル・L・ジャクソンの「いかにもサミュエルらしいキャラ」もこれまた良くて、彼が出てるのは凄く大きかった。
この2人のバディ物としても思う存分に楽しめる。
4/2（土）
「ドント・ブリーズ2」Don't Breathe 2（2021年）
主演 スティーヴン・ラング
監督 ロド・サヤゲス
アマゾンプライムで鑑賞。
去年に劇場公開していて行く予定ではあったが未見。
前作から8年後、盲目の退役軍人は少女を自身の娘と言い聞かせ暮らしていた。
そこへ少女の実の父親とその連中が取り返しにやって来る。
前作は2016年12月でレビューしてますが、高評価でその年のベストにも選んでいる。
その続編だから期待も大きかったが…
正直、期待ハズレ…（劇場へ観に行くほどでは無かった）
まず一つは、監督が変わったのが大きかった（続編物で失敗する多い例）
あの息詰まるような演出が無くなり、ホラー色のある前作と違い、単なるアクション物ぽくなっている。
それと、一番ダメなのが盲目の爺さんが何故か良い人になってしまってる…
1を思い出して欲しい。あの爺さんは超変態の極悪人である。
話の内容では少女との出会いで改心したというが、いきなりそう見せられても、もうキャラが別人みたいになってしまい、盲目のサイコ爺さんから盲目のヒーローと化してるのに激しく違和感が…
敵のリーダーは少女の実の父親と思いきや実は…の展開あるけど、それも盲目爺さんをヒーローに仕立て上げる無理矢理な設定にも思えてしまう。
グロさはあるが、緊張感の無い只のバトル物アクションと成り下がったのが残念…
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