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2022年03月22日13:26

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エルパソとニューメキシコ州の旅 2

3/12(土)
→続き

午前中はホワイトサンズ国立公園へ。カールスパッド洞窟と同じく、国立公園年間パスで無料なのでお得。
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触ってみると砂糖のような触感。
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実は石膏の粉なので真夏に行っても砂と違ってひんやりしているらしい。この日は気温9℃ほどなので涼しかったのだけれど。
奥に行くと本格的な砂漠ハイキングをする場所があり、方向感覚を失いやすく夏場は高温の場所のため1ガロン(3.8リットル)の水を持っていくことと書いてあった。
ニューメキシコ州は意外と携帯の電波が入るようで、この石膏砂漠でも助けを呼ぶ際にはスマホを使ってねということだ。
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そもそもこの辺り一帯は米国のミサイル発射実験場。ホワイトサンズのあと、ミサイルミュージアムに向かうと途中で検問所があり、追い返された。元々アメリカ人と一緒でないと入れないという噂も聞いていたが、いまはCOVID-19を理由に全員立ち入り禁止だとか。
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ランチはニューメキシコ州第2の都市ラスクルーセスで、メキシコ料理の店以外を探して訪問。でも付け合わせがナンのようなパンが出てきてどことなくメキシコ料理っぽさ?があった。
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その少し北にはTruth or Consequences (真実か結果か)という変わった名前の町があり、そこが一大温泉地。
まずリゾート型の施設Riverbend Hot Springsへ。1時間37.98ドル。
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続いて温泉マニア向けのボロ施設Indian Hot Springsへ。30分5ドル。
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ボロ施設のほうは足元湧出のようだ。
どちらもいわゆるMTMM(無色透明無味無臭)の湯だけどカルキ消毒臭もなく好印象。
ボロ施設の管理人のおじさんはアメリカ人らしくなく物静かな方だと思ったけど、入浴後にゆっくり話してみると湯に対する想いに日本の湯守さんに通ずるものを感じた。

夕食のレストランは一人客が3組待ちということで、それなら一緒のテーブルで話しながら食べようよと誘われ、このおばあちゃん二人と食べました。
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グレーの服の人は1月にCOVID-19で酸素濃度57%から奇跡の回復したという地元の方で、もう一人は甥っ子の結婚式出席で何千キロも移動中の方。高齢でもすごく綺麗な発音で、アラバマ州とは違い、聞き取れない部分は完全に自分の英語力のせいですね・・・。

地元のグレー服のおばあちゃんが我々二人に"Do you have a gun with you?"と尋ねてきたが、一人旅なら拳銃を携行すべきということかな?(笑)この尋ねられたおばあちゃんは「銃は扱うのが苦手だから私はナイフを持つようにしているわ」と真面目に答えていた笑

この夜、朝の2時の1時間後が4時になりました。サマータイムの開始で、旅行中はこれに要注意。
(Socorro泊/$66)

3/13(日)

州の北部へ移動。
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10時にJemez Hot Springsへ到着。
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緑色の温泉です。1時間26.85ドル。
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色の割にはあまりパワーを感じない(香りや肌触りが弱い)湯だったが良質な湯。

ランチはその村で唯一のレストランに行き、おすすめメニューをオーダー。
ハンバーガーの上のパンがなくなり、その代わりに大量のレタスやオリーブを載せた料理でした。
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昼食後は貸し切りタイプの施設Jemez Springs Bath Houseへ。30分19.34ドル。
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最後にチップを請求されて驚きました。温泉にもチップがいるのかと。

午後はゴーストランチという地球の歩き方に載っていた絶景エリアをドライブしました。
景色は積雪箇所もあり刻一刻と変わる。
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夕方、ojo caliente(オホカリエンテ)という超人気施設のある温泉へ。スペイン語ではjはハ行の発音(ex.日本はハポン)。ojoは眼、calienteは暖かい。形容詞は後ろから修飾するのがスペイン語。
鉄泉、ヒ素泉、リチウム泉、炭酸泉という4つの泉質があり、こういう場所にてその微妙な違いをテイスティングするのが楽しいのが、我々温泉マニア。
日帰り入浴料金$69.88(8400円)もするので、せめて5000円までにして欲しいとは思ったが、それだけの人気施設ということだ。
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似通った浴感ではあるが、ヒ素泉と名付けられた浴槽の湯が空気の気泡たっぷりでお勧め。炭酸泉は気が抜けきったソーダの浴感で、リチウム泉は喫煙者のような匂いがした。奥にある表示なしの浴槽が最も鉄臭が強かったが、尋ねるとそれはミックス泉らしい。

夕食は魚介系のメキシコ料理。揚げ物やグリルばかりの食事なので、セビーチェとスープで済ませた。
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ほんとこの州は大きな町以外、メキシコ料理(或いはテックスメックスのような準メキシコ料理)しかないと言ってもいい(笑)

(エスパニョーラ泊/$83)

→続く
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