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2022年03月07日21:55

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自宅で観た映画(4匹の蠅、カットスロート・アイランド、エージェント・スティール)

3本レビュー行きます。

2/22(火)
「4匹の蠅」4 mosche di velluto grigio(1971年)
主演 マイケル・ブランドン ミムジー・ファーマー 
監督 ダリオ・アルジェント 
U-NEXTで鑑賞。
ダリオ・アルジェント監督の初期作品で、昔レンタルビデオで見たきりで久々の鑑賞。
ロックバンドのドラマーである主人公は、日頃から見知らぬ黒づくめの男に付きまとわれていたが、ある日、その男を無人の劇場へ追い詰めると、男はナイフを持ち出して揉み合いになるとナイフは男に刺さり、その現場を不気味な仮面の者に写真に撮られてしまう。
アルジェント初期の「歓びの毒牙」と「私は目撃者」に続く本作なんだけど、
また改めて観返すと、後の私的にアルジェント最高傑作「サスペリアPART2」に通ずるものがある。
主人公が音楽家で巻き込まれ方(4匹の蠅はそう見せかけて実は…だけど)
犯人が精神的に狂っていて、その悲惨な最後とか、色々と伺える。
犯人が分かる決め手であるタイトルにもなった4匹の蠅は「おおっ、なるほど!」だけど、そこは伏線の張り方がちょっと甘い気もする。
死んだ人間の角膜には死に際に見た物の残像が残ってる…といった設定には驚いた。
それと、主人公が度々に見る処刑場の首を切る夢、あれは上手い具合にラストに繋がっているのは見事だと思う。予知夢なんだろうか?

3/4(金)
「カットスロート・アイランド」Cutthroat Island(1995年)
主演 ジーナ・デイヴィス マシュー・モディーン 
監督 レニー・ハーリン 
スカパーの録画で鑑賞。
公開当時は結構宣伝に力を入れてたようで、鳴り物入れな大作として公開されたけど、
あんまりヒットしなかった印象だった。
私も当時は劇場での予告編でよく流れたから、観に行こうかな?と思いきや、
実は今までずっと未見で今回が初鑑賞。
海賊の父親の遺志を継いだジーナ・デイヴィス演じる女海賊が、マシュー・モディーン演じる医者?でコソ泥と組んで、カットスロート・アイランドと呼ばれる島の財宝を探す冒険もの。
この作品を観ようと思ったのも、最近は「アンチャーテッド」で財宝探しの冒険アクションに刺激されてか、そんな作品ないかなと本作を。
内容は至って分かり易い冒険アクション物で、ストーリー展開が実に「アンチャーテッド」と殆ど通じる。
というか冒険アクション物の基本でもあるから当然そうなんだけど素直に面白かった!
この作品のポイントは主人公が女性。
主演のジーナ・デイビスは「ザ・フライ」や「テルマ&ルイーズ」等で有名な女優で、
当時はレニー・ハーリン監督と夫婦で「ロング・キス・グッドナイト」(これは観た事ある)でも組んでいる。
そのレニー・ハーリン監督だからか、この作品はとにかく爆破シーンがこれでもかと多い!
この監督の特徴なのか火を噴くような派手過ぎる爆破シーンの連続で迫力満点!
クライマックスの敵対する海賊との大チャンバラシーンは見応えたっぷりだし、
本当に金が掛かった娯楽アクション大作であった。

3/7(月)
「エージェント・スティール」The Art of the Steal(2013年)
主演 カート・ラッセル マット・ディロン 
監督 ジョナサン・ソボル 
スカパーの録画で鑑賞。
カート・ラッセルが出てるから観たけど、こんな作品があったのは知らなかった。
劇場未公開らしい。
カート・ラッセル演じる兄とマット・ディロン演じる弟の腹違いの兄弟を中心とした泥棒グループが高価な美術品を偽物とすり替えて大儲けしようとする話。
クライムサスペンスというかクライムコメディといった感じ。
テレンス・スタンプも出てたりして、役者の顔ぶれはいいんだけど…
私にはもう一つ…
仲間内で騙し騙されつつする展開で、ラストでどんでん返しが来るのだけど、
「それがどうした?」としか思えなかった。
演出に癖があり、どうも入りづらかったのもあるし、ギャグに関しても私にはどれも滑っている印象で、どうも駄目だった。
最後にNGシーン集があるけど、映画自体そんなに楽しめなかったんで、どうでもいいような気もした。
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