広島杜氏

第168回日本酒テイスティングは、出席2/3。
テーマは、広島杜氏。
広島杜氏は、広島県広島市安芸津町三津周辺が出身地の杜氏集団、
明治31年三浦仙三郎杜氏編み出したの軟水に適した軟水醸造法が著名、
同年発刊された「改醸造実践録」により全国普及し、
麹を内部までしっかり育て、醪を低温でゆっくり発酵させる手法は
後の吟醸酒誕生に多大な影響を与え、近年復刻版が刊行された。
昭和50年には、YK35(山田錦・9号酵母・精米35%)仕込ﾓﾃﾞﾙが
広島から始まり吟醸酒ブームを起こした。
お楽しみの試飲は、広島杜氏自醸酒品評会上位受賞者酒。
竹鶴はマッサンの実家、月の井は、新亀、竹鶴から
衝撃の茨城蔵への移籍を果たした石川達也杜氏組合長の酒。
どちらもワイングラスで出されたら白ワインと見まがうお味。
酒度、酸度、アルコール度数も対照的でした。
全般に軟水仕立てで優しく飽きずに長く飲める酒質でした。
お土産は、受講生人気No1の、八幡川「てぶくろ」へべれけにごりさけを頂きました。
次回も、杜氏シリーズにて楽しみ♪
「第168回日本酒テイスティング」
・広島杜氏の日本酒を味わう
１.竹鶴　純米吟醸　生　初しぼり　 （竹鶴酒造）
２.月の井 純米 ひたち錦 無濾過 生 原酒 （月の井商事）＊石川達也
３.加茂鶴　大吟醸　ゴールド　　　 （加茂鶴酒造）＊友安浩司
４.美和桜　純米酒　　　　　　　　 (美和桜酒造)＊金尾恵弘
５. 一代　弥山　純米吟醸　限定原酒 　 (ｻｸﾗｵﾌﾞﾙｸﾘｰｱﾝﾄﾞﾃﾞｨｽﾃｨﾗﾘｰ)　＊新屋英司
６.八幡川「てぶくろ」へべれけにごりさけ(八幡川酒造)＊長谷川勝久
７.金紋　綾菊（普通酒）　　　　　　　 （綾菊酒造）＊ 宮家秀一
８.千福　上撰　ふくぱっく　　　　　　 （三宅本店）＊瀬戸富央