楽しみは自分で見つけていく

だから言わんこっちゃない、というほどのことでもないけど、北京五輪。ドーピングに相次ぐ失格に不可解判定と疑惑のてんこ盛りだ。羽生君の氷に穴ぼこだってなんか怪しい。情報ダダ洩れアプリなんて問題もあるし。まあアスリートたちには何の罪もないのだろうけど、明らかに平和の祭典からは大いにずれまくって、あの中国べったりの韓国が「史上最悪の五輪」というのも今回ばかりは大賛成だな。

正直、今回の五輪はあまり見る気もしないのだが、女子のカーリングだけはつい夢中になって観てしまう。ビリヤード的要素もあるし、頭の体操的要素もある。変な判定の入り込む余地がなくて勝敗がはっきりするのもいい。入れ墨入れて筋骨隆々のアマゾネスたちに挑む大和撫子たちをついミーハー的に応援してしまうわけだ。

この間、コンビニで立ち読みしてたら吉田秋生さんの漫画「BANANA FISH」のクリアファイルが売ってて、今頃なんで？と思いつつ買ってしまった。自分がまだ青春してた30年は前の漫画なのに。と思ったら「詩歌川百景」の第2巻がとっくに発売されていたのに気がついてkindleで購入。相変わらず吉田秋生さんの漫画は深くていい。この3連休は「ラヴァーズ・キス」までさかのぼって「海街diary」の世界にどっぷりつかっていた。

来月にはDVDが出る「ドライブマイカー」や４月に出る予定の「竜とそばかすの姫」、公開予定の「ファンタビ３」。オミクロン株がピークアウトしたのを確認したら、また街の体育館にBリーグも見に行こうかなんて、しっかり楽しみを見つけて楽しみにしていこうかなんてお気楽に考えてる。

今週の映画は「白頭山大噴火」（監督：イ・ヘジュン、キム・ビョンソ/出演：イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ）を観ました。北朝鮮と中国の国境付近に位置する火山・白頭山で、観測史上最大の噴火が発生した。大地震によりソウルでもビルが崩壊し、漢江は荒れ陸橋が崩壊。パニックに陥る中、政府は白頭山の地質分野の権威であるカン教授に協力を要請する…。

突っ込みどころ満載ではあるが、それが気にならないほど面白かった。なぜ今の邦画はこれくらいスケールが大きくてスピード感があって面白い映画が作れないんだろうなんて、思っても仕方がないことを思ってしまった。