最近観た印象的な夢

夢は、自分へのメッセージです。
人生は、フラクタルにイベントが起こります。
ある嫌なことがあった時、
それを避けて逃げたとしても、
それは海岸で見る波のように
何度も何度も繰り返し襲ってきます。

ですから、逃げることで対処していたとしたら、
一生の間、何度も何度も
その度に心穏やかではいられず、
逃げ続けなければならなくなるのです。

たまに襲ってくる津波は、
それを予期して、
一旦は山に逃げることも、
対処の手段の一つかもしれませんが、
日常的に漂ってくる波から逃げ回っていたのでは
まともな日常を送ることができなくなってしまいます。


そして、日常で起こっていることは、
「夢」を見ている間も、
同じテーマで何度も繰り返されています。

「夢」は非日常かもしれませんが、
起こっていることは、
日常の繰り返しの中にあり、
日常で起こるイベントが象徴的に現れてきます。

「夢」では、
自分がテーマとしていることが
象徴的に、また、フラクタルに
何度も繰り返えされるので、
過去のことにも、未来のことにも成り得ます。
ですから、昔の思い出に思えて見えたり、
未来に起こることの予知夢になったりします。


ですから、
楽しい夢の場合には、何の問題もなく、
ただ楽しめば良いだけですが、
嫌な印象を残した夢については、
きちんと、現実世界でそれが起きた時にはどうするか？
納得し、対応できるようにしておかないと、
現実でも同じ罠に捕らえられたり、
穴に堕ちたりしてしまいます。



数日前、個人的ですが、
とても印象的な夢を立て続けて観ました。
しかも一晩の内にです。

観たばかりの頃は、
消化できず、どうしたものか悩んでいましたが、
納得できる理解ができ、
心構えができたので、
覚書のためにここに記録しておきます。




最初の夢は、
カーレースをしている夢です。
私は、大排気量の強力な車に乗って
そのカーレースに挑んでいます。
私のテクニックは未熟で、
カーブの多い箇所では多くの車に抜き去られています。
しかし、直線道路に出たら、こっちのもの！
そう思って、カーブを抜けたところで、
アクセルを踏み込みますが、
ちっともエンジンが吹き上がりません。
逆にスピードが落ちてくるような有り様です。
焦る想いの中、目が覚めました。



二つ目の夢
プールで水泳の訓練を一人で受けています。
その訓練中、
ウンチがプカプカ！
どうも、私が出してしまったウンチのようで、
私はそのウンチを、布に包んでプールの外に出して、
再び練習を始めます。
ところが、再びプカプカ浮かぶウンチがあります。
今度は水分が多く、水に溶けてしまっています。
こうなると、泳ぐどころではありません。
プールの水全てを入れ替えないとならないかもしれません。



一つ目の夢の解釈
似たような夢を子供の頃からたびたび観ています、
それは、足が重く成り、
前に進みたくても前に進めなくなって、
焦れば焦るほど、足が重く成り前に進めない。
という夢です。

どうも、私はとことん、競争に向かない人のようです。
どうも私の中の私自身は、
とことん競争が嫌いなようです。
競争心を丸出しにして、
相手の前に行こうとすると、
どんなにハイパワーの車に乗っていたとしても、
トラブルが起こって前に進まなくなる。
ということが起きてしまうようです。
気持ちに余裕を持って、
競争に関係なくこの世界を楽しむことに
そのパワーを生かそうとしないと、
私の車のパワーは宝の持ち腐れになってしまうようです。
現実の世界での車は、私の身体です。



二つ目の夢の解釈

自分が意識しまいと出してしまった排泄物は、
自分に返ってきて、自分で処理せねばならず、
自分が生きる環境を汚す。
というメッセージと受け取りました。

私は怒りっぽいので、
すぐに怒りを現にしてしまいます。
それがウンチです。
怒りを振りまくことは、
プールの中でウンチをするのと同じだよ。
と夢は教えてくれています。

ウンチはせめて、プールの外で排泄しないと、
自分が泳ぐ環境を汚してしまいます。

ただ、タチが悪いのは、自分が意識しない内に、
ウンチを排泄してしまっていたことです。
ここは、課題として残り続けています。


どんな風に夢を解釈するかは自由です。
また、どんな風にでも夢を解釈することは可能でしょう。
ですが、夢で起こったことを日常と結びつけ、
自分の日常がより良くなるように役立てることができたとしたら、
それは夢を見せてくれる何者かにとって、
嬉しいことではないかと思います。

私が夢を活用し、
日常をよりよく生きることができるようになったとしたら、
夢を見せてくれた何者かにとって、
それは本望だろうと思います。