労力をカネで解決しているだけ

FB起稿記事の転載。

元ネタはコレ↓。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00380/101500002/
賢い投資家はなぜiPhoneを使わないのか

「賢い」とか言うからホウボウから反感のコメントを集めていたが
言ってる内容は極めてプリミティブな話で、その通りね。
日本人は自分の創意で物事を解決ることからどんどん遠ざかり
グウタラ化を進めるのに併せて安直化を提供するサービスには
今や極めて金払いのいい民族になっているということなのである。

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ウケる(笑)。

そりゃAndroidのように
OS(ソフトウェア)とハードの製作が
別の思想を有するべき別会社に担われていると、
当然そこには設計思想のコンフリクトが発生するし
「思い通りには動かない」トラブルの存在は前提になる。
一社集中で製作すれば純粋に技術的な不足は拭えずとも
別会社の思惑の錯綜は起こらない。

極めて原則的なアルゴリズムである。

だから、
「面倒の回避にカネを投じることに抵抗がない」なら
アップル製品を買いたがるのも自然なことだろうに。
日本人ってやたら生活の中での安定を好むし
そこで使用する「道具」に関しては
やたらと完璧とお気楽を求めるよね。
だから日本企業の背品品質は過剰だと言われる程に至った。

逆に言えば、「仕事」という特別なラベルを貼られない
生活における種々の作業中での創意工夫を厭わないなら
アップルなんてこの記事の言う通りで
絵に描いたように貢ぐのがバカバカしい事業だよなあ。

記事中には
車の高い安いで市中走破性は変わらんと書かれているが、
同じく車で言うなら
MT車の運転操作を「楽しい」とすら感じられれば
Androidでも充分生活ツールとして役を為すし、
MT車の運転操作なんて煩雑で面倒で…という人は
iOSの教義に陶酔するってことね。

ま、単純なハナシだが、
わたしはスマホごときなら重篤な障害に見舞われても
最悪「使わなければok」程度なので
こんなところに面倒回避のカネをつぎ込みたくはないのでなあ。
ある意味、この記者の趣旨に沿った側の思想ね。