『占いについて』
年の初めのこの時期は、
話題の中に、占いが良く登場します。
今年一年が自分にとってどんな年なのか、
何らかの見通しを立てたいと思って、
年の初めに占いをするという人がいます。
テレビで紹介される占いは、
生まれ月別や十二星座別というものが多く、
それぞれの運勢の良し悪しを、
ランキング形式で紹介されたりします。
今日は他の生まれ月よりも運勢がいい、
と言われれば嬉しいかもしれません。
ランキングの下のほうになったとしても、
「いい時だけ信じればいい」などと言って、
あまり気にしない人が多いようです。
占いそのものを信じるというよりも、
ランキングの上のほうになれたら嬉しいと、
射幸心を刺激されるのが楽しくて、
テレビの占い番組は親しまれるのでしょう。
きっと、ランキング形式の占いというのは、
射幸心を煽って視聴率を稼ぐという、
テレビ局の戦略によって生み出されたもの、
ではないでしょうか。
そうではないとしたら、
ランキングの下のほうにされた人たちが、
あまりにも可哀そうです。
せっかく与えられた新しい一日が、
誰かと比べて何番目の運気だとか、
根拠のわからない順位を付けられるとは、
なんとも酷い話だと思います。
一日の良し悪しを、
そんな占いの言葉で決められるとしたら、
それはもったいない事です。
今日は良い日で次の日はダメな日だとか、
神様はそんな風に、
私たちの毎日を創られてはいないのです。
体験する毎日は全て、
神様から与えられた素晴らしい日です。
そして、誰かの言葉によって、
与えられた一日を方向付けたいのなら、
聖書の言葉に触れることをお勧めします。
聖書の言葉には根拠があり、
私たちの生き方を、適確な形で、
方向づけてくれます。
自分自身にとって、与えられた一日が、
良い日だったり、悪い日だったり、
するのかもしれません。
しかし、この一日を創られた、
神様との関係がはっきりしているのなら、
どんなに悪い日が与えられたとしても、
そこに意味を見出すことができます。
意味のある生き方は、とても幸せです。
いつも聞いてくださり、
ありがとうございます。
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