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2022年01月09日13:35

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ミクシィではニュースにもならないけど

昨日日記に書いたシドニー・ポワティエが亡くなるちょっと前にあった訃報がピーター・ボクダノヴィッチのだったの。ミクシィでニュースにならない、ってことは日本の40〜50代の人にはWho?な感じの名前なんでしょうね。
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35181794.html

アタシが映画少女だった高校時代、確かキネマ旬報の世界映画人物事典(監督編)で、彼のところのエントリーが「自分の生まれた年、1939年の映画のトップ10は」といえるくらい映画を見てて映画史に造詣が深い、って書いてあったのを覚えてるわ。アタシも映画監督になるのなら、こんな映画監督になりたい、と思ったものだわ。

最初の「ラストショー」は本当にしんみりするアメリカンニューシネマの傑作だったわよね。アタシが見上げた世代の監督。日本ではきっと大学の時に文芸座か銀座文化かどっかでみて、それから数年前にAFIで見たわ。高校時代にはわからなかった、アメリカの乾燥した空気、ほこり、冷たい風が映画からしみだしてくる感じ。昔は交通のハブでちょっとは人口のあった1950年代の北テキサスの田舎街、映画館が閉まる、仕事でシカゴへ引っ越す、片や街からでるために軍隊へ行く、出たくても出られない高校の先生の奥さん、というアタシの好きなQuiet Desperationの映画。アメリカ映画だからアフリカやヨーロッパの映画に比べてデスパレートさが深くはないけど。


そして、映画好きで映画ばっかり見てた時期に起こった事件なのに、Star 80を見てもそれがピーター・ボクダノヴィッチのガールフレンドの話だとは解説を読むまで知らなかったドロシー・ストラッテン事件。Star 80で覚えてるのは、マリエル・ヘミングウェイ、ってブスなのに、なんでこれが美人ということになってるの?と、ボーイフレンド役の俳優のキモさと、映画監督(ボグダノヴィッチがモデル)とデートし始めたドロシーがMoviesと言わないでFilmという言葉を使いだすのでそのボーイフレンドが「あれもあの監督のせいだ!」と怒るところ。


あと、最近は、西バルカンに縁があるというか、2020年はセルビア、今年はクロアチアに行くので、ボグダノヴィッチというセルビアの名前を聞くと、あの地域のことを思うことかしらね?

最近の訃報に接すると、一つの時代の終わりだわねぇ、とつくづく思うわ。
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