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2022年01月09日08:42

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長野オーディオフェア SPEC インピーダンス変動を補正、逆起電力を吸収

オーディオアクセサリーというのは、足し算ではなく、引き算。外す勇気、効果に耳が行きがちな一方の副作用、何もないときのストレートな音から本当に必要か厳しい吟味が必要と感じる昨今です。

SPECのリアルサウンドプロセッサーはしばし遊ばせていました。
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https://www.spec-corp.co.jp/audio/RSP-701/index.html

というのも、逆起電力を吸収という性能からは、うちのようなバイワイヤー、出力トランス付真空管アンプ、バイアンプでは、そもそもウーハーからの起電力がミッドやツイーターに入る弊害はまずないからです。

しかし、長野オーディオフェアでのSPECのデモンストレーションでDYNAUDIOの大型スピーカーを使ったデモンストレーションでのあるなし実験。
右端に小さくリアルサウンドプロセッサーが見えます。
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これを入れると、音像、口のサイズがより点になって、全体がはっきりする効果を確認出来ました。

これって起電力の吸収のみならず、内蔵CR回路からのインピーダンス変動を補正回路の役割が大きいことを再確認しました。

実は自作ホーンスピーカーのネットワーク回廊の肝のもう一つにインピーダンス補正があります。
ウーハーとミッドにデール社の無誘導抵抗を入れています。
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トランス奥に金色に見えるパーツがそれです。

スピーカーって、4Ω、8Ω、16Ωといっても抵抗は一定ではなく、周波数に依存して、うねっているのはご存知と思います。

このスピーカーに同じインピーダンス抵抗値の抵抗一本入れるだけで、だいぶこのうねりが取れて、インピーダンス抵抗値は一定になります。

この方法、今はなきヒノオーディオの親父さんから教えてもらって、音質的にも引き締まり、明瞭になる効果をあるなし実験で経験して採用しました。

他にスピーカーのインピーダンスが2Ω以下に落ちて、アンプを昇天させたかつてのインフィニティのKappaやアポジーの平面型対策で密かにやられてきたインピーダンス補正技術でもありましたね。

コンデンサー、この中身はマイカコンデンサーのようです。
コンデンサー入り機器はまともな音になるのに、数日かかりますね。

酷い場合はうちのような電源回路用の大型オイルコンデンサーでネットワークを組んだ場合はさらに数ヶ月〜半年。

借りてきて即判断ではなく、数日はつけ続けて判断されて下さい。
うちのような無帰還アンプのようなダンピングファクターが低く、インピーダンスのうねりに場合によっては最終周波数特性に影響する場合は音質にまでかなり影響するのが作用であり、副作用です。
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