「誰もがそれを知っている」

　…正午まで、アルバイト。
　思わぬ大雪に、ア然。っつうか、明日の朝の電車大丈夫か？

　帰宅後、DVDでｱｽｶﾞｰ・ﾌｧﾙﾊﾃﾞｨ監督のスペイン映画「誰もがそれを知っている」を観ました。



　☆「誰もがそれを知っている」(2018)監督 ｱｽｶﾞｰ・ﾌｧﾙﾊﾃﾞｨ 出演 ﾊﾋﾞｴﾙ・ﾊﾞﾙﾃﾞﾑ､ﾍﾟﾈﾛﾍﾟ・ｸﾙｽ､ﾘｶﾙﾄﾞ・ﾀﾞﾘﾝ､ﾊﾞﾙﾊﾞﾗ・ﾚﾆｰ､ｲﾝﾏ・ｸｴｽﾀ､ｴﾙﾋﾞﾗ・ﾐﾝｹﾞｽ､ｴﾄﾞｩｱﾙﾄﾞ・ﾌｪﾙﾅﾝﾃﾞｽ､ﾗﾓﾝ・ﾊﾞﾚｱ､ｶｰﾗ・ｶﾝﾌﾟﾗ

　アルゼンチンに暮らすラウラが、妹の結婚式のため故郷スペインに帰省し、ワイン業を営む幼なじみのパコや家族との再会を果たす。
　しかしその喜びもつかの間、結婚式の後に催されたパーティーのさなか、ラウラの娘イレーネが失踪する。まもなく何者かから巨額の身代金を要求するメッセージが届き、ラウラは絶望のどん底に突き落とされる。
　パコは時間稼ぎに奔走し、ラウラの夫もアルゼンチンから駆けつけるが、疑心暗鬼に陥った家族の内に長年隠されていた秘密が露わになっていく……。


　イラン人の映画作家アスガー・ファルハディの監督・脚本によるサスペンス・ドラマ。…っつうか、サスペンスフルな人間ドラマと言ったほうがイイのかな。

　誘拐事件はあくまでもドラマの引き金であり、ファハルディ監督の描きたいハナシの眼目は一見幸せな一家の裏に隠されていた ” 秘密の暴露 " にありますので、ミステリとしての面白さはあまり感じられません。

　…ペネロペ・クルスは終始泣きわめいてオロオロしているばっかりだし。

　まぁ、ねぇ、悪くはなかったけど、…たいして面白かぁなかったかな。