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2021年12月31日16:16

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「ハクメイとミコチ」のだご汁

今回の漫画飯は、樫木祐人作・KADOKAWA発行の「ハクメイとミコチ」。その1巻に登場するだご汁を作ります。
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以下、漫画の画像は同作品から引用。

雪の日に外出した結果、吹雪で帰れなくなってしまったハクメイとミコチ。
ハクメイの博打仲間が妹と2人で切り盛りしている呑み屋に上がらせてもらい、紆余曲折を経て4人で朝まで博打をして楽しむことに。
その際に大量にだご汁を作ります。
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だご汁とは、簡単に言うと「すいとんの九州バージョン」。
で、今回私も作ってみようかと。
(ちなみにこの作品、地名にヒロムタとかアラビとかヤシロなんて言う名前がついており、「ん?大牟田?荒尾?八代?九州西部の地名?」なんて思って調べてみたら、作者が熊本県出身とのこと。なるほど。)

私が食べたことがあるだご汁は、以下のふたつ。

熊本の馬刺し・郷土料理の居酒屋で食べたもの。
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鶏出汁の澄まし汁で、平たく長方形の小麦粉団子に大根、青菜、人参、あと鶏肉が入っていたような・・・?

小倉競馬場の売店で食べたもの(商品名は「だんご汁」だったかと)。
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味噌味で、軽くつぶしたような小麦粉団子に大根、牛蒡、蒟蒻、人参、葱、あと豚肉が入っていたような・・・?

どちらも約10年前の写真なのですが(笑)

で、この作品のだご汁。
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調理する場面が作中にないので何とも言えないのですが、見た感じだと
・味噌味。
・具は大根、人参、刻み青葱。
・小麦粉団子は丸い?
・動物性蛋白はおそらく鳥。

さて、作りましょう。

塩を少々加えた小麦粉に、少しずつ水を足しながら練って。
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30分くらい寝かせます。

野菜を切って、
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鶏肉も切って。
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それらを鍋に入れて水も入れて加熱。
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軽く白だしも入れましょう。
白だしは「国産鰹節、利尻産昆布、鰹節と昆布のエキスを使用し化学調味料無添加」という高品質なもの。
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具が煮えたところで、小麦粉団子。
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丸めたものを軽くつぶして鍋に投入。

小麦粉団子が浮いてきたところで、味噌で味付け。
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この味噌も「100%国産有機JAS認証の玄米、丸大豆、天日塩と湧水を使用し有機JAS認証の工場で生産された、醸造にこだわり木樽の中でじっくり熟成させたもの」という高品質なもの。
調味料に良いものを使うと、それだけで美味しくなりますな。

刻み青葱をのせて完成。
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実食。
味は、まあ想像通りの美味しさです。
鶏と野菜の味噌味の汁ものに小麦粉団子を入れた味。
まったくもってハズレのない味。
しかしこの小麦粉団子、時間に強い。
長時間加熱しても、なかなかグズグズにならない。
冬の寒い日に遊びながら食べるのに向いているわ、これ。
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あと余談。
この作品で4人でやった「大量の箸を一輪挿しのタガに突っ込み、その箸を抜いていく」博打ですが。
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これの元ネタと思われるゲームを、大型家電店のボードゲームコーナーで見つけたので購入。
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来年の仲間内でのボードゲーム会に持っていこう。
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