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2021年12月29日11:14

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『ローラとふたりの兄』感想

〜フランス西部の都市アングレーム。弁護士のローラには、ロマンチストで神経質な眼鏡士ブノワと職人気質で不器用な解体業者ピエールという2人の兄がいる。ブノワの3度目の結婚式の日、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチのせいで、兄弟ゲンカが勃発。そんな中、ローラは離婚調停の依頼人ゾエールと恋に落ちるが、病院である事実を告げられる。一方、ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、ブノワは心の準備がないまま父親となる〜<映画.comさんより>

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ごくごく普通に始まって、何も心に残らないまま、物語は淡々と進んでいく。
ちょっと、ノレないぞ、大丈夫か。

始まってすぐ、解体業者のピエールが、自分の担当した解体で、他の団地の壁にひび割れを作ってしまうシーンが、不穏な影を落としていて、良き。

しばらく経って、ようやく・・・面白くなってきた。
何気ないけど、ウルッとするエピソードの数々が徐々に沁みてきて、次第にこの兄妹たちから離れらなくなった。ホッ。
台詞がいちいち可笑しくて、吹き出す場面多き。
妙なところで「日本」登場。

ピエールの息子(飛び級で名門大学に進学した天才)が、良きクッション。
墓場でいつも会う爺さんも、最後には泣かせやがる。

いきなりローラが出て行くシーンとか、多少「?」の場面もあったけど、がっちりと築かれていた兄弟&妹愛に負けた。

「俺は眼鏡屋だけど(その前に)お前の兄なんだ」
頼ってくれ、相談してくれ。

※予告編
https://youtu.be/oQl17cOw82s

この作品、スマホで連絡を取り合うっていうのがあまりなくて、直接会って話す場面が多いの。それが結構印象に残ったかも。
あと、ラストシーンが・・・素直に泣けた涙
ビルの解体場面から始まって、それが元に戻るエンディング。はい、納得です。
もしかして配信でもよかったかな。でも観て損はしませんでした。4つ☆
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