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2024年05月23日15:50

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『ボブ・マーリー:ONE LOVE』感想

〜ジャマイカが生んだ伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの波乱万丈な人生を映画化した音楽伝記ドラマ〜
〜1976年、カリブ海の小国ジャマイカは独立後の混乱から政情が安定せず、2大政党が対立していた。30歳にして国民的アーティストとなったボブ・マーリーは、その人気を利用しようとする政治闘争に巻き込まれ、同年12月3日に暗殺未遂事件に遭う。2日後、マーリーは怪我をおして「スマイル・ジャマイカ・コンサート」に出演した後、身の安全のためロンドンへ逃れる。名盤「エクソダス」の発表やヨーロッパツアーを経て、世界的スターの階段を駆け上がっていくマーリーだったが、その一方で母国ジャマイカの政情はさらに不安定となり、内戦の危機が迫っていた〜<映画.comさんより>

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めちゃ楽しみにしていた1本でした。
一時期、そこそこハマって聴いていたボブ・マーリー。
お気に入り俳優ジェームズ・ノートンも出演。
監督は『ドリームプラン』が記憶に新しいレイナルド・マーカス・グリーン。
撮影がロバート・エルスウィットという方なんですが、これまで手がけてこられた作品が凄いバッド(下向き矢印)
https://eiga.com/person/87978/movie/

しかし、音楽は知ってても、ボブ・マーリー本人の背景についてはまるで知りませんでした。
政治闘争に巻き込まれていたとは。
またウィキペディアによると、ボブ・マーリーは白人のノーヴァル・マーリーとアフリカ系ジャマイカ人のセデラ・ブッカーとの間に生まれたということなんですが、父親は61歳、母親は16歳だったという。
あと、若くして亡くなったっていうのはなんとなく知ってたんですが(36歳)、死因さえ知らなかった。

とにかく、次から次へと知らされるボブ・マーリーの過去に、驚きの連続。
スマイル・ジャマイカ・コンサート(「二大政党の対立により混迷するジャマイカに微笑みを与えよう」)のリハーサルの最中に襲撃されたなんて・・・。

舞台がロンドンに移って、最初の映像が、エスカレーターだったんですが、ドレッドヘアのボブのすぐ後ろに立っているのが、パンクへアの男性で、吹き出しました。
その直後のライブシーンでステージに立っているのが、なんとTHE CLASH!
ジョー・ストラマーが似てるんだか、似てないんだか(笑)
歌っている曲は♪WHITE RIOT もう、もう、いきなり興奮状態に陥った私。
つまり、彼らは同じ時代に活躍していて、仲が良かったっていうことか?

今作、全体の作りが『ボヘミアン・ラプソディ』にどことなく似てました。
ツアーの描き方だったり、プロデューサーとの付き合いだったり、病気の告白シーンだったり。

あと、そう、曲ができあがっていく過程を見せるっていうところも。
今作では♪EXODUSだったんですが、これがもう、ファンには、たまらない。

しかし、セットリストを作らないっていうのは、実際、そうだったんだろうか?
ボブ・マーリー「ジャズのようにね」って、オイオイ。

※予告編
https://youtu.be/RGDWGp18E7M

ジェームズ・ノートンはボブのレコードプロデューサーでアイランド・レコード社を創業したクリス・ブラックウェルを演じていました。
どういう理由でキャスティングされたのか知らんけど、好き光るハート

主役のキングズリー・ベン=アディルはめちゃ良かったと思います。

で、私、途中から、今作を、映画として観られなくなっというか。
次から次へと流れてくるボブ・マーリーの名曲に、懐かしさ、愛おしさが溢れてきて、体は揺れるわ、涙腺は緩んでくるわ、もう、内容云々はどこかに行ってしまいました(笑)
もっとライブシーンあってもよかったかな。

というわけで、評価をどうしたらいいのやら。とりあえず泣けたので、4つ☆
でも、ボブ・マーリーをあまり知らない人には楽しめないかも。

4 10

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