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2021年12月27日09:20

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『スウィート・シング』感想

〜「イン・ザ・スープ」「フォー・ルームス」などで知られるアレクサンダー・ロックウェル監督が、頼る大人をなくした姉弟の悲しくも希望に満ちた旅路を、16ミリフィルム撮影による美しいモノクロ&パートカラー映像で描いたファンタジー。マサチューセッツ州ニューベッドフォードで暮らす15歳の少女ビリーと11歳の弟ニコ。一緒に暮らす父アダムは普段は優しいが酒のトラブルが尽きず、ある日ついに強制入院させられることに。他に身寄りのない姉弟は、家を出ていった母イヴの元を目指すが……。監督の実子ラナ・ロックウェルとニコ・ロックウェルが主人公の姉弟を演じ、監督のパートナーであるカリン・パーソンズが母イヴ役、「ミナリ」のウィル・パットンが父アダム役を務めた。2020年・第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で最優秀作品賞を受賞。第33回東京国際映画祭「ユース」部門では「愛しい存在」のタイトルで上映されている〜<映画.comさんより>


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大昔、同監督の『イン・ザ・スープ』を観ていて・・・その独特な味わいが忘れられず、そんなところに、タイミングよく、常連館さんが今作を上映してくれることになったので観てきた〜。

「愛しの君」

普段は愛情深く優しいが酒のトラブルが尽きない父アダムと暮らす少女ビリーと弟のニコ。
度重なるトラブルから父が強制入院となり、身寄りがなくなったビリーとニコは男と暮らす母親イヴのもとへ行く。
しかしここからも追われることとなり、友達になったマリクとともに冒険の旅に出る。

ビリーという名前は、父親のアダムが大好きなビリー・ホリデイにちなんで名づけられた。
ビリーの空想にビリー・ホリデイが出てきて背後から守ってくれています。

クリップ印象的だった事
・ほとんどモノクロなれど、時にカラーとなって・・・温かみ。でも、モノクロに戻る時に、冷ややかさが増す。
・一つ一つのエピソードに、切なくなったり、ホッコリしたり。
・ビリーが大人の女性に見える時もあれば、幼き子供に見える時も。結構な驚き。
・虐待・・・たらーっ(汗)

※予告編
https://youtu.be/hDxqVhCpO0w

タイトルは、ヴァン・モリソンのるんるんSweet Thingからということです。
監督のこだわりの選曲に耳が癒される。
あまり書いておくべきことがないのが・・・なんとも!? 3.5☆

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