週刊ビッグスケールＦ１コレクション　の雑感

来年１月にディアゴスティーニから創刊される、Ｆ１の歴代名車のダイキャストモデルが１号に１台付いてくる雑誌「隔週刊ビッグスケールＦ１コレクション」。ラインナップを確認したら、１６号目はフェラーリが２０１９年に使用したＳＦ９０だった。

まぁＳＦ９０は「一時は最強メルセデスを追い詰めたマシン」と言えば聞こえは良いものの、エンジン含めたパワーユニットでの不正が疑われて、シーズン後半になって検査の厳格化が行われた途端に　ビックリするくらい遅くなったことで知られているマシン。これを名車と呼ぶのはどうなんだろうかと。

もっとも雑誌のキャッチコピーは「歴史に名を刻んだ名車」。名車かどうかは置いておくとして、良くも悪くも歴史に名を刻んだマシンであることは間違いない　と考えれば、ＳＦ９０というチョイスもありなのかなと。「Ｆ１コレクション」は予定では全８０号。ＳＦ９０のような「ある意味で記憶に残るマシン」まで含めなければ、途中でネタ切れしてしまうのは確実なんだよなと。まぁ打ち切り廃刊に定評があるディアゴスティーニなので、ネタ切れになったら廃刊にするだけなんだろうけれど。

それでもパーツをだけ渡されて途中で打ち切りとかもあったことを考えれば、一号ごとに完成品が付いてくる「Ｆ１コレクション」は随分と安心できる話ではあるだろう。

※デアゴスティーニ「週刊 フェラーリ250GTOを作る」が廃刊→残されたパーツは一体どうすれば
https://togetter.com/li/1764304