アルピコ交通の元東武20000系が来年3月運行開始へ

長野県のアルピコ交通に東武車…元日比谷線直通用20000系　2022年3月から運行へ
https://response.jp/article/2021/12/14/352289.html

ついにアルピコ交通向け譲渡車の営業運転開始について公式発表が出ましたね。形式名はクハ20100形＋モハ20100形とのことなので、譲渡先でも引き続き20000系を名乗ることになるのでしょうか？
東武は基本的に、都市部で使っていた車両が古くなったらローカル線に転属させるなどして老朽廃車になるまで自社で使い倒す傾向があるので、中古車が他社に渡るというケースは極めて少なく、電車に限って言えばおそらく上毛電鉄に譲渡されたとき以来25〜30年くらいぶりの他社譲渡ではないかと思われます。
北館林解体場に東武20000系列のアルピコ交通譲渡向けと思われる中間車が数両保管されていて、そのうちの2両が京王重機整備の北野工場に輸送されて現在改造工事が行われているようで、先頭車化改造も徐々に出来上がってきているようです。
3月に運行開始となれば、年明け早々には完成する可能性が高そうですね。
そして現在施工中の1編成が完成すれば、次の編成の種車が北館林から京王重機に搬入されることになるでしょうね。