無言歌は続く

　今宵一枚目の音楽は　マーラー：交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』

　フェイ・ロビンソン（ソプラノI　罪の女）
　ジュディス・ブレゲン（ソプラノII　贖罪の女）
　デボラ・サッソン（ソプラノIII　栄光の聖母）
　フローレンス・クイヴァー（アルトI　サマリアの女）
　ローナ・マイヤース（アルトII　エジプトのマリア）
　ケネス・リーゲル（テノール　マリア崇拝の博士）
　ベンジャミン・ラクソン（バリトン　法悦の教父）
　グウィン・ハウエル（バス　黙想の教父）
　タングルウッド祝祭合唱団（合唱指揮：ジョン・オリヴァー）
　ボストン少年合唱団（合唱指揮：セオドア・メアリアー）
　ボストン交響楽団
　小澤征爾（指揮）

　録音時期：1980年10月、11月
　録音場所：ボストン　シンフォニー・ホール

　作曲者自身の言葉によると　この交響曲の内容　世界観は「大宇宙が響き始める様子」　「偉大な歓喜と栄光を讃える」といったものらしいが　実はよくわからん

　今宵二枚目の音楽は　【CD 2】
　ブルックナー：交響曲第8 番 ハ短調（全集版＝ハース版）
　録音：1944年　　フルトヴェングラーがウィーンで指揮したコンサートの現存する放送＆ライヴ録音

　相変わらず鍼治療　に日に日よくなっているかな　食べる量もだんだん戻ってきた　帰宅後時間があるので柿ばたけに肥料を柿の下に置いていく　11時ちょっと前に帰宅　うどんを茹でる　ふと目のうどん　これがツルッとしてうまい　ひもかわより広いおうどん　140グラムを茹でて２８０グラムぐらいになる　半分弱　母はペロリと食す　食感がいいからな　寒いのでちょっとこたつで過ごす　雨が降ってきた　畑にも行けず　とりあえずちょっとお買い物　一時間くらい　その間に母が一人でトイレに行った　這いつくばって頑張ったらしい　なんとかなるものだな　その後録画してあった暴れん坊将軍を見て3時から若き頃の暴れん坊将軍を見る　どっちも面白い　夕飯は牛丼が食べたい　と云ふので再びすき屋の牛丼　正確には肉だけ　この手の丼のご飯はおいしくない　我が家のは新米でうまい　ただ乗っければおいしい我が家の牛丼になる　漬物を少々　たくあん　キムチ　紅生姜　それぞれ少し　味噌汁　デザートにりんご

　
　　音楽は豊かなる宝を　されどさらに頼もしき希望を埋めぬ

　ドイツの詩人が書いた言葉で　ある若くして亡くなった作曲家の墓碑銘となっている　その作曲母ほぼ一月前に無くなっている　31歳　1828年11月19日　誰だがわかれば音楽も楽しくなる　天才で　気の毒なくらい貧乏のどん底で死んでいった

　貧乏のどん底　我が家も昔は貧しかった　ズボンや上着はつぎ当てがしてあるのが普通で　いろんなとこをに布が縫われて　新しいズボンとかシャツを着たい記憶がない　しかし　幼き頃は極貧だったが　極貧であることの自覚はなかった　ある意味みんなが貧乏で　楽な生活が少なかった　サラリーマンは比較的恵まれていたが　農家は今思うと惨めであった　毎日野良仕事　働けど働けど　まさにそれを地でいく生活で　幼少期に肉を食べた記憶はなく　何を食べていたかの記憶さえない　多分おかずといふのはほとんどなくて　ゆゑに記憶に残らない　と云ふことだろうか　おにぎりはほぼ梅干しで　シャケや他の具の入り込む余裕はなく　時には塩むすび　海苔が巻いてあれば上等だ　ウィンナーと云ふものを食べた記憶は中学生くらいから　洋風な食事といふのが全くなく　味噌と醤油で作られたものばかり　幼少期は一体何を食べてきたやら

　今の貧乏は昔から思うと随分マシだ　良寛さんの本なんぞ読むと正しく極貧だね　基本さほどの暖房はなし　火鉢があるくらいだ　それも燃えている火ではなくて　ほぼ熾火　食べ物を作るときは小枝等で燃えている　部屋は風が通り抜ける　雨を凌ぐ屋根がある程度　雪の夜などは腹に染み通るほどの寒さだといふ　今の時代貧乏はないと思う　不自由な生活をしているっ人はいると思うが　貧乏ではないような気がする　子供がお腹がすけば子ども食堂もあり　大人もそこで食べることもできるといふ　昔はそんな贅沢な出来事はなかったはずだ　恵まれすぎている　ちょっと不自由だ　くらいで根を上げる　人間贅沢になってやりたい放題　コロナ禍でストレスが溜まって　ビルの屋上から歩道にブロックを捨てる人さえ出てきた　
　コロナでストレスが溜まるのは　私的には理解不能　こんな程度の我慢でストレスが溜まるなんて　理解不能　我慢するほどのことではないが　みんなストレスになるのかいな　我慢素しない生き方をしてきたから当然か　恐ろしい時代だ