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2021年12月13日19:06

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【天文】【日常】またまた先週の天体写真

★こんばんは。先週も新しいカメラを嬉々として使っていた男、かま猫です。

★前の日記に書きましたが、今回買ったカメラの機種はこれまでの機材との棲み分けを考えて撮像面が小さめのものにしました。その目的の一つが、天文台のでかい望遠鏡につないで、これまで小さすぎて困難だった遠くの惑星状星雲を撮ることでした。9日の晩は気流も比較的安定していて、こういう対象を撮るのによさそうだったので早速試してみました。結果はこう。


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ケフェウス座のNGC40、通称「ボウ・タイ(蝶ネクタイ)星雲。

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アンドロメダ座のNGC7662、通称「青い雪玉星雲」。

★どちらも過去撮っていますが、でっかい望遠鏡を使ってもまだ小さく、普通は惑星を撮るときに使う拡大撮影という方法で無理やり撮っていました。今回は普通に星雲星団を撮る直焦点撮影で無理なく大写しできています。そして前よりもはるかにいい出来栄えになりました。いや、満足満足。

★もう一つ、これは惑星状星雲ではありませんが、同じく小さくて撮りにくかった対象。
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いっかくじゅう座のNGC2261、通称「ハッブルの変光星雲」。これはまだ不満な出来ですが、まあ前のよりはナンボかマシになりました。

★このくらい撮れれば買った甲斐があるというものです。CMOSカメラのラインナップには、デジタルカメラのフルサイズに相当する撮像面の大きなモデルもあります。それを買えば他の天体もこれまで同様に撮れ、こういう小さな天体もトリミングすれば同じことなので、そういうモデルを買った方がいいのは明らかなんですが、敢えてそうしませんでした。

★その理由はまずお値段。そういうモデルは40万円〜になります。今回のは12万ですから、だいぶ違います。でももっと大きい理由は、そういうモデルを買うと、これまで撮った写真を、もう一度一通り撮り直したくなってしまうから。これまでのコレクションをもう一度一から集め直すには残りの人生が…(笑)。

★…あ、そうそう。レナード彗星のリベンジ撮影もなんとか果たしました。地平線ギリギリの高度だったのでドーム内からは撮影できず、屋外に6cmの望遠鏡を出してデジカメで撮影。
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撮影後にレンズが霜で曇っていたので「しまった!」と思いましたが、撮影中はまだ大丈夫だったようで、あまり変な写りにはなっていませんでした。イマイチぱっとしない写真ですが、まあこんなものかもしれません。
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