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2021年12月10日05:31

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差別で悩むことのないよう

フランスでは、国民にコロナワクチンの接種証明書などの提示を強制することを決定しました。フランス政府は、スマホにワクチン接種証明書を載せる、または紙の証明書を持つように、2021年の8月に入ってから半ば強制的に指示しました。

この証明書がなければ飲食店には入れず、また長距離移動のための交通機関には一切乗ることができません。不提示の場合には、約1万7500円の罰金が科されます。フランス政府の狙いは、国民のワクチン接種率を高めようという意図であることは明らかです。

狙いの通り、ワクチン接種を求める国民が、手続きに殺到しているメディアは伝えています。しかし、一方で連日20万人の反対デモが起こっているといいますから、どこの国も、ワクチン行政では悩みは尽きないようです。

我が国の企業でもワクチンパスポートへの関心が高まっています。9月に入ってから、ワクチンパスポートの話題がメディアをにぎわしています。企業が企画するスポーツ、旅行、飲食などに、ワクチンを打った証明書を、つまりワクチンパスポートを提示させて、何らかの特典を与えようという計画です。

しかしこの制度には、注意しなければならない大きな問題が含まれています。それは「差別」という、人権にも抵触するような欠点が隠されているということです。たとえば、高校や大学への入学とか就職とか、そういったことにもパスポートを要求されるようなことになると、日本の民主主義は根本から崩れかねません。

「たかがワクチン証明書のことで、何を大袈裟なことをいうのか」と失笑する人がいたかもしれませんが、民主主義はこの小さなほころびから大きな差別に発展することがままあるのです。火は小さなうちに消してしまうことが大切です。

ワクチンという名を借りて、わが身が差別で悩むことのないように、主張だけはしっかりしたいものです。コロナワクチン3回目打ちますか。医者の私が接種しない理由。医学博士・志賀貢/幻冬舎参考。

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