mixiユーザー(id:9389954)

2021年11月21日21:33

62 view

3分近い長い相撲の末に「とっくに髷掴みで終わったよ」とは。

■解説者デビューの親方・白鵬へ 「文化を大切にするのか、それとも」
(朝日新聞デジタル - 11月21日 12:35)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6748561
大相撲十一月場所中日八日目、横綱照ノ富士は西前頭4枚目遠藤を押し出しに仕留め、大関貴景勝も小結逸ノ城を物言いの末に制して揃って中日ストレートでの給金直し。大関正代も西前頭3枚目妙義龍を突き落としに退け、上位陣安泰の土俵となりました。
さて、今日の横綱ですが、立ち合い、遠藤のかち上げをまともに食らうもやや押し込まれるくらい体勢を崩さず、一気に圧力をかけての押し出しで勝負あり。「差されないようにと思って当たりました。差されるときもあるので、それを考えてやっていました」とは取組後のコメントですが、幕内後半戦の審判長を務めた師匠の伊勢ケ濱親方(第63代横綱旭富士)は「廻しは取れなかったけど、落ち着いて、ここだというところで前に出た。落ち着いて取っているのがいいんじゃないか。今のペースを崩さないように頑張っていけばいいんじゃないか」とのことで、NHKのテレビ正面解説を務めた間垣親方(第69代横綱白鵬)は「名古屋場所、秋場所から成長してますね。今日の相撲もうまい相手だけどしっかり当たった。遠藤もうまいけどしっかりついていった。心技体が充実してますね」と評価、難敵の一人を冷静に捌いた一番に、横綱としての貫禄を感じた土俵でした。
一方、薄氷の、まさに“九死に一生を得た”一番で中日給金直しとなったのが大関貴景勝。先場所まで苦しんだ首の怪我でのきっかけとなった小結逸ノ城相手に、立ち合いから激しく突いて出るも逸ノ城に手を出され、頭を掴まれ体を寄せられ、その上右前褌を取られながら、逸ノ城の胸に頭をつけ、土俵中央付近で2分近い膠着状態に。逸ノ城に左上手も許して土俵際に寄られて吹っ飛ばされ、勢い余った逸ノ城もろとも土俵下に。軍配は逸ノ城に上がりましたが物言いがつき、土俵際縺れた微妙な一番になるかと思うと伊勢ケ濱審判長がアナウンスする協議の結果は「ただいまの協議について説明します。行司軍配は逸ノ城に上がりましたが、逸ノ城が貴景勝のまげをつかんで引っ張っており、反則とし貴景勝の勝ちといたします」と、逸ノ城の反則負けで貴景勝が給金直し。取組の序盤の攻防で逸ノ城が髷を掴む場面があったようで、貴景勝にとっては思わぬ形での勝ち越しに「相撲は負けている。しっかり反省する。負けるよりは勝った方がいいけど内容も大事。また明日も集中したい」とのことでしたが、一方では“まさかの”反則負けとなった逸ノ城は、どこで髷掴みがあったのかを花道のモニターで確認しながらも、動揺したまま支度部屋に下がったようで、2分46秒8の長さに及んだこの一番も、その多くが“無駄”とされる結果となりました。
さて、今日のNHKのテレビの大相撲中継では、第69代横綱白鵬の間垣親方が解説者デビュー、正面解説席から三瓶宏志アナウンサーを相手に幕内の取組の解説と現役時代の様々な話をしていました。まず、横綱照ノ富士の土俵入りについては「体張ってますね。名古屋場所より1つ2つ、良くなっているんじゃないですかね。こうやって見るのは初めて。いいものですね」とコメント、幕内土俵入りから取組が始まるまでの間に、入門から横綱昇進までを纏めた映像を紹介、その中で、引退会見の時に思い出の一番に挙げた平成16年ねは十一月場所での第68代横綱朝青龍からの初金星の映像が流れた際には「この会場でしたからね。『勝ってしまった』とものすごくうれしかったけど、申し訳ない気持ちもあった。でも勝って恩返しができました」のだとか。さらに、朝青龍については「新十両の時は巡業で稽古をつけてもらって、稽古だけど勝たせてもらった。そうやって自信をつけさせてもらった」と語り、一方で「本当に怖かったですね」と、その印象を語っていました。
さらに、熱心に稽古を行う映像も流れ、現役時代は、四股やすり足、テッポウなどの基礎運動に多くの時間を割いており、稽古の前に全身から汗を噴き出し、色白な体が次第に紅潮するその様子について「準備運動を3日すると相撲を取る体になる」と話していて、その基礎運動がいかに大切だったのかを連綿と語っており、2時間近く基礎運動に費やすことも度々あったことについて「締まった体で土俵に入るから大きな怪我もなかったのかなと」とコメント。ただ、その上で、それを分かっていても、基礎運動は「面白くはない」そうで、マンネリ化しないために「自分と会話すると楽しい。時間があっという間に過ぎる」のだそうな。担当の三瓶宏志アナウンサーにその「会話」について問われると「今日の稽古どうしようとか、来場所はどうしようとか。出稽古中だったら誰から指名しようとか。マネジメントですね」と答えており、横綱白鵬はこうやって造り上げられていたのかと、感心しましたね。
「あっという間でした。手汗かいてます」と、今場所初日の「親方初仕事」だった幕内後半戦の場内警備業務を終えた際と同じコメントを残した間垣親方ですが、「相撲協会の発展のために、お世話になったので恩返しができるようにしたい。型を持ったお相撲さんを育てたいなと思います」などと語り、向正面に解説者を置かない特別なスタイルのテレビ解説を終えました。話の引き出しも多く、丁寧な内容の解説ぶりで、解説者としてはなかなか好感を持てる印象がありました。記事で、元NHKアナウンサー・解説委員の刈屋富士雄が親方としての課題として、大相撲が持つ伝統文化の側面をどのように見つめ直すべきかを「白鵬杯」を例えに出しながら提示しており、「引退から10年が大きなポイント」と語っていますが、どのような親方になるのか、注目していきたいと思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年11月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930