11月第三週、今週の日経平均は週明け上抜け、火曜にこの週の最高値を採ったものの、下値を切り下げ、水曜は更に陰線、木曜は大幅安で５日移動平均割れで十字、金曜は下値上値を切り上げて漸く５日移動平均に戻して引けです アメリカは超富裕層課税で議会紛糾、ベソスが大幅に貧困対策資金寄付の為にテスラ株売却もそれに備えてです 国内では金融課税強化が税調で来年以降の議論に、と言うより増税です 税率20％は国際比較で安いとは、実はおフランスが30％程度で寧ろこんなもんでと言う事です 巨大与党ながら此れ程株クラで不評な政権も珍しい位です この、国際比較で安い、と言う論理は、既に税調会長が我が国の財政状況で消費税増税は考慮せざるを得ない、参院選明けの上程は見えてきました 経済同友会様の16％、更に26％が提案されています ＞クニノシャッキンガ― とは国際債務残高だけを採り上げて言う理屈ですから この国では国債評価は市場金利でもCDSでも決まりません 対ＧＤＰ国債残高だけです ただこれだけの消費税率で足りる事は先ずなく、更に上を目指すことになります で、賃金引上げですが、経済団体が消費税増税と法人税減税を原資としての提案です 消費税では非正規賃金は経費扱いである以上、消費税と非正規拡大は当たり前です これは人事からして今後も続きます 膨れ上がるばかりの現預金、せめて対外投資でも進むなら企業収益を担保するのですが、膨らむだけのキャッシュポジション、昭和の事ならいざ知らず、別にこれが安定雇用の担保になるわけもなく、何が楽しいかって、家計の膨らむばかりの現預金ならいずれは相続で相殺されますが、上場企業の場合はいずれは外資にでも買収されて美味しく戴かれる事でしょう
トルコは金利引き下げ、ドルトルコリラも対円ですら史上最安値更新、凡そ政権基盤は観光業である様で割安自国通貨が誘因になります さて国内の円安は国際輸入物価高を推進しますが消費者物価自体は消費構造からして耐久消費財やサービス価格を主体とし、それが抑えられている以上、消費者物価は＋0.1％に抑制です 賃金上昇の好循環、全体の多数を占める赤字法人に対して、所得控除優遇に寄る政策誘導、後、来年2−9月での５千円賃金引上げ、既に子供一人当たりの手当、それならそれで一挙にするだけで良い筈なのですが、所得制限がー、世帯主か世帯合算か、16歳以上は申請主義、あれこれいじり倒しますね まあベーカムの話は在野から出てきますが、これとて、所得制限、資産制限、果ては非課税所得世帯限定対象、位に迄刻まれてもおかしくないですね カネが無ければ刷ればいいとは変動相場制と貨幣発行権を持つ主権国家なら信用創造を行える国家として当然に在った筈でも既にブーズー経済学の異端であり、誰が債権者で誰が債務者なのかと言う議論は無い儘です 自国建て国債は債務不履行に陥らない、は世間に阿る妄想になっています 本日は満月、ほぼ皆既月食、感謝祭、ブラックフライデー、週明けは火曜に勤労感謝の日、新嘗祭、東証の営業日は４日、IPOは三社です 来年から熟練技能外国人労働者の在留資格無期限受け入れ認可です これは英独仏と一旦実施して撤回した施策でそもそも如何に受け入れるのか、行政上のインフラは縮小の一途です 既に日本を勤務先として選択するのは正に現場です それもどう高度な技術者を確保するか、そもそも見合う高給を払う意思がない、明治以降、お雇い外国人を採っても自国で人材を育成したのですがその伝統はどうやら昭和で終焉し、正に新しい資本主義にこの国は突入しました これから更に新しい姿を見る事になりましょう 皆様に於かれましてはどうかお元気で
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