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2021年11月15日10:57

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百年名家

年間パスポート700円 「花と歴史の郷 蛇の鼻」
正しくは年間パスポートとは言わず 
年に一度だけ入園すれば向こう一年間フリーパス

どんなにしょぼい庭園かと思われることでしょう

9月にBS朝日「百年名家」で2週にわたって放映された蛇の鼻御殿があるところ
そこから見下ろす擂鉢池(すりばちいけ)周辺は花の名所
もちろん紅葉の名所でもある

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先月訪れたとき「百年名家」の放映にちなんで
解説付き特別公開をするというチラシをいただいた

それが昨日14日 約1時間の解説を4回 それぞれ20名のみ
当然のように無料 解説者は郡山女子大・長田城治准教授

あさイチで参加しようとしたら大根をもらいに
花友さんと夫(フォトクラブ仲間)がやってくることにあせあせ(飛び散る汗)
お茶をして大根30本をクルマに積みあげお帰り

ではゴゴイチにと出かけた う〜む 残念! 1時からの分は満員
3時からということに それでも5番目

ではゆっくりと園内を回るとしましょうか

藤の黄葉と楓の紅葉

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スワン型足漕ぎボートで遊ぶ人も何組か

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第4駐車場まで満車だったから今日の賑わいは凄い
駐車場担当の人の手招きで運よく第1駐車場の一番トップに入れられた指でOK


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見頃を少し過ぎた感あり
それでもどこもかしこも美しい

アナウンスがあり「蛇の鼻御殿」に向かう

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◆蛇ノ鼻地名の由来
平安後期に起こった大乱、前九年の役で源義家がこの地で交戦し、その際四方の敵に放った矢が 花の様に見えた事から、「矢ノ花」と呼ばれる様になった。
その後、玉井村(現大玉村)と本宮町(現本宮市)に分割された際、 玉井には「矢ノ花」と言う地名が残ったが、本宮ではその地名と区別する上で、大名倉山に伝わる 大蛇伝説の「蛇」からとって、初めは「蛇ノ花」と呼ばれていたが、後世になって山が切れて盆地に落ち込む場所を 「鼻」と呼ぶ事から、今日の「蛇ノ鼻」になったと言う。「花と歴史の郷 蛇の鼻」ホームページより


本宮市の豪農 伊藤彌(いとうわたる)の別荘兼迎賓館
平成8年(1996年)12月 国登録有形文化財

明治37年に約10年の歳月を経て完成
その間7回も改築したそうな

玄関の柱や梁には彫刻が施されている

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地元や県内の仏師によるものだそうな
日光東照宮の彫刻の数々を参考にしているとのこと

銘木や大木をふんだんに使った部屋は完成した当時
どれだけの光沢を放っていたことか

各部屋の襖絵は狩野派を始めとする絵師の作品がずらり

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扁額は伊藤博文 三条実美 木戸孝允らのものが掲げてある

豪農であって政治家 彌や息子 孫までもが市長や国会議員を務めていた
代々書画や茶道をたしなみ油絵を描くものもいたそうな

芸術家への支援を行いパトロン的存在だったとか

彌の息子といえば四男は歌手の伊藤久男である 
〔暁に祈る あざみの歌 イヨマンテの夜 栄光は君に輝く 等々〕

朝ドラ「エール」で山崎育三郎が演じた伊藤久志のモデル
似ていないのでは言う向きもおわりだろうが・・・

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子供の頃から眉目秀麗だったよう


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軽妙でわかりやすい解説に建築のあれこれを楽しく学べたひと時であった

それにしても福島競馬場まで作ってしまう豪農ってどれだけのお金持ち?
凡人はそこのところが気にかかる


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