今日は、チョッと鹿沼市に用事がありました。
それで、しばらく行っていない古峯神社に行ってみようかと思いました。
鹿沼市街からは、30kmほど西にある神社です。
紅葉はまだ早いだろうと思っていたのですが、やはり早かったです。
古峯神社の手前に、大きな不動明王の像が道路から見えます。
以前行った時に、これは何だろうと思ったのですが車から降りませんでした。
それで、今回はここにも寄ってみようと思いました。
古峯原金剛山瑞峯寺と言う寺院で、
古峯神社の背後の古峰ヶ原高原にある三枚石を奥の院としているようで、
神仏習合思想に基づき、神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂など、
神宮寺とか別当寺と呼ばれる寺院なのかも知れません。
1919年(大正8年)の大洪水による本堂並びに庫裡、客殿の流出等があり、
一時衰微したとの事ですが、現在は復興したとの事です。
境内には、多くの寄進による像などがありました。
瑞峯寺から、古峯神社に向かいました。
古峯神社は、関東・東北地域を中心に
「古峰ヶ原講」が20,000近く組織されているとの事で、
広く信仰を集めている神社です。
神社の創始年代は明らかになっていませんが、
社伝によると、1300年ほど昔、藤原隼人という人物が、京都からこの地に移り、
日本武尊の威徳を慕って祀ったのが始まりとの事です。
その後、古峯ヶ原は、日光を開いた勝道上人の修行の場となり、
古峯ヶ原深山巴の宿で3年の修行の後、
782年(天応2年)、日光の男体山に初めて登頂したと伝えられています。
この縁起にもとづき、日光修験道の修行の場となって来ました。
近世以降、関東有数の天狗信仰で知られるようになり、
参籠所内には、多くの天狗面が奉納されていて、
中には慶長年間(1596年〜1615年)のものもあるとの事です。
神社の拝殿は、茅葺屋根の建物で、誰でも入れます。
建物の内部には、数多くの天狗の像があります。
古峯神社は、天狗で有名な神社です。
神社の脇に古峯園と言う回遊式の庭園が整備されています。
大きな池を中心にして、静かな雰囲気の庭園ですが、やはり紅葉には早かったです。
一応写真を撮って来ましたので、宜しければご覧下さい。
http://photozou.jp/photo/list/2882708/9439854
【今日の一句】
俺に似て いると周りに 洗脳され
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